お祝い夢小説
あけおめの前に
チク、タク、
時計が動いている。まだか、まだかと私は一人ベッドの上で子電伝虫の前で毛布にくるまりながら正座をしていた。

今日は大晦日で、エースは今とある島へ食糧調達中。ああ、私も行けば良かった。今更だけど後悔。
エースが出かけるのがいきなりだったから、私が航海図と睨めっこしてる間に行ってしまった。あの時サッチのリーゼント野郎なんかとマルコのパイナップル頭について語っていなければ…!!リーゼント、滅びろ!
おいかけてでもついて行けば良かった。
正月には帰るさ、グララと白ひげお父さんには言われたけれどやはり2日も会えないなんて耐えられない。
あいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたい会いたい、逢いたい。

あと5分でお正月で彼の誕生日。プレゼントも用意したし、帰ってこない、なんてことはない、よね?
お願いだから早く帰ってきて、抱き締めてほしい。

なんて悶々と考えていたら、ざわざわと廊下が騒がしくなってきた。
あれ、今日はもうお正月の宴会終わったはずじや、ガチャ…あ!!

「イチカ、遅くなってごめ……うお!?」
「エース!」

抱き締められる前に、抱き締めちゃった。
やっぱり私には貴方が必要なの、

I need you
(あーあーあー、俺は見なかった。何にも見てねぇ!イチカとエースが抱き締めあってるとこなんてみてねぇ!)
(今は2人だけにしといてやろうよい)
(俺のイチカがあああ)
(お前のじゃねぇだろい)

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エース誕生日祭さまに提出!
ギリギリですいませんでした。
ありがとうございました!


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あきゅろす。
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