月下のぬくもり
(完結済)
あらすじが下部にあります
●目次●
1.壱
2.弐
3.参
4.四
5.五
6.六
7.七
8.八
9.九
10.十
11.十一
12.十二
13.十三
14.十四
15.十五
16.十六
17.十七
18.十八
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桂秋は町医者の弟子として人々の面倒を見ている娘である。
ある日、師である町医者が宮中に呼ばれ、桂秋も付き添う。
皇帝の体調が優れず、侍医が知り合いである町医者を呼んだのだ。
すると皇帝は桂秋に興味を示し、そのまま引き止めてしまう。
町医者の診察によると、皇帝はどうやら誰かに毒を盛られているようだった。
皇帝の父帝は、晩年悪政を敷き、多数の人間の恨みを買っていた。
そのため先帝を恨む人間が、現在の皇帝をも恨んでおり、それで命を奪おうとたくらんでいるのではないかとされた。
犯人探しを始めるが、なかなか見つからない。
それに何より皇帝本人が、自分の体調不良に興味を示さない。
恨まれて殺されても仕方がない、と言うばかりだった。
2011/05/14 up
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