金の過去 銀の未来 〈完結済〉 下部にあらすじがあります 目次 1.壱 2.弐 3.参 4.四 5.五 6.六 7.七 8.八 9.九 10.十 11.十一 12.十二 13.十三 14.十四 15.十五 [次へ#] 〈あらすじ〉 孤児である雪華(せつか)は現在、都にある高官の屋敷で侍女をしている。 その高官の令嬢は世継ぎの皇子に嫁ぐことになっており、雪華もそれに付き従って宮中入りすることになっていた。 だがひょんなことから雪華は、街中でその皇子と出会う。 惹かれ合う二人だったが、宮中に入った雪華は皇子の父帝の目に留まり、父帝の皇后となることになってしまう。 とはいえ父帝は現在体調が優れず、皇后というのは名ばかりで、実際はただの話し相手だった。 しかし名ばかりとはいえ皇后になった以上、皇子と結ばれることは決してかなわなくなってしまった。 実は雪華は昔、占い師に「皇后になる」と言われたことがあったのだ。 占いは見事に当たったのだが…。 09年4月16日up [戻る] |