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部屋2
「はぁ〜やっと着いた・・・」

「俺がおぶってやればよかったか?」

「おい、そこまで甘やかすな」

「ハルは厳しいなぁ〜」

「俺は普通だと思うけどな」

 エレベーターに乗って長い廊下を歩くこと20分。目的の301号室に着いた。カードキーで部屋のドアを開けるアスカ。そんな姿も可愛い〜なんてヒロとチハルは見つめている。もう変態の域だ。

「な、なんか広いね!!中等部の時とは、大違い、だね!!」

 部屋の広さに興奮しているアスカ。テラカワユスwwもう俺達ってオタクでもいいや〜!!と心の中で思っているヒロとハル。

「あ、お風呂とトイレ、別、だよ!」

「中等部の時は一緒だったもんなぁ!」

「部屋はそれぞれ別、か・・・」

「んだよハル、俺がアスカになんかするとでも思ってるのかぁ?」

「当たり前だろ。お前ならやりかねない」

 確かにヒロならアスカを襲いかねない。しかしそれなら中等部でもできたはずだ。けれどヒロは一度とたりともアスカを襲ったりはしていない。それはどれだけアスカを大切に想っているかだ。

「いいかハル、俺は絶対にアスカを襲ったりはしない、けど俺の事をアスカが好きになってくれたらその時は、いいな」

「その、時、が、来るといいな!」

「どうした、の?二人とも?」

「「な、なんでもないぜ!」」

「そ、そう?じゃあ、お茶、にしない?僕レモンティー入れてくる、ね!!」

 そうアスカは言うと部屋についているキッチンへと向かっていった。

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あきゅろす。
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