レモンティー? 「はぁ〜いできたよぉ〜」 とたとた、とアスカは大きなウサギのスリッパをはいてやってきた。リビングの中央にはテーブルがあってソファもある。三人はそこに座って、アスカの入れたレモンティーを飲んだ。・・・が、しかし。 「ぶへっ!!なんだこれ!?」 「アスカ、なんだこれは・・・」 「ふぇ?」 アスカは自分の入れたレモンティーを飲むと急いでトイレに向かっていった。 「ご、ごめんね・・・!お砂糖とお塩、間違え、ちゃった・・・」 「き、気にするなアスカ!俺は飲めるぜ!!」 と、ヒロはごくごくと塩入りのレモンティーを飲む。すると負けじとチハルもごくごくとレモンティーを飲む。 「ふ、二人とも、すごい、ね!!僕なんか、しょっぱくて、飲めない、よ!!」 キラキラと目を輝かせてヒロとチハルを見つめるアスカ。あー俺達ってなんでこんなにアスカの事が好きなんだろう!!もうメロメロ!!と、二人は思う。が、チハルはなんとかここでも平常心を保つ。 「じゃあ俺はこれでお邪魔させてもらうから」 「えっ、もう行っちゃうの?チハルくん?」 「途中のゲームがあるからさ」 「そっか、、、頑張って、ね!!」 「あぁ」 そうチハルは言うとアスカの頭をなでて部屋を出て行った。 [*前へ][次へ#] |