番外論破
石丸「アポ！！？」桑田「こ、こらいいんちょ！」
モノクマ「お前ら、良い加減殺し合いしろ！！」
苗木「い、嫌だよ...」
モノクマ「なら家族や知り合いはどうでも良いって言うのかい！？」
苗木「だって前モノクマがビデオ一場面一場面をフォトショップで加工していたの見たし...」
モノクマ「」
桑田「おはよう苗木くん」
苗木「あ、おはよう桑田く....桑田くん！？」
桑田「ん？なにをそんなに...あっいやぁ久しぶりに朝早く目が覚めてよぉ早起きも良いかなって」
苗木「へぇ...」
モノクマ「(うぷ)」
☆
十神「遅い..遅すぎる」
セレス「石丸くんが寝坊だなんて珍しいですわ」
苗木「いつもだったら一番最初に食堂に来ているはずなのに...」
大和田「なにかあったかもしれねぇ..ちょっと見てくらぁ！」ガタッ
苗木「お、大和田くん一人じゃ危ないよ！」
桑田「...」
セレス「あまりにも遅いから皆さん解散してしまいましたが、不安ですわ」
十神「神経すり減る生活をし続けたらぶっ倒れたのか？迷惑かけさせて...」
桑田「..ちょっとぼ..俺も見てくる」
苗木「あっ桑田くん...」
十神「そういや桑田が朝早くからいるのも珍しいな」
苗木「そうなんだよ、今日桑田くんも様子がおかしくってさ」
セレス「おかしい、とは」
苗木「僕より早く食堂にいて“おはよう苗木くん”って挨拶してくれたんだよ」
セレス「確かにそれは桑田くんらしくありませんわ」
十神「妄想のし過ぎで頭がおかしくなったのか」
苗木「(桑田くんと石丸くん...なにが)」
大和田「兄貴！大丈夫か！？」ドンドン
桑田「大和田く...大和田、後は俺が起こすから食堂に戻りたまえ！」
大和田「戻り、たまえ？」
桑田「っ！ア、アポ！？」
大和田「なんか桑田も変じゃねーか？」
桑田「い、良いからっ早く戻れってんだ！」
大和田「(苗木達に言った方が良いな、コレは...)あぁ、じゃあ...頼むな」
桑田「ふぅ...鍵、と」
カチャッ
葉隠「んー..ん？」
ガチャン
葉隠「桑田っちが石丸っちの部屋鍵開けて...なんで入れるべ！？」
桑田「はぁ...この光景は一体」
石丸「」クカークカー
桑田「ほらもう9時だ、起きたまえ！」ユサユサ
石丸「」グー
桑田「はぁ.....忘れろビーム！」シュッ
ゲシッ←蹴った
石丸「アポ！？」ガバッ
桑田「おはよう」
石丸「んあぇ...？」
桑田「君が起きないせいで大騒ぎになっているぞ」
石丸「んん？...アポポォォー..」
十神「桑田が石丸みたいな口調だと？」
大和田「あぁ桑田が○○たまえ、なんて口調でしゃべるわけねーだろ？明らかに兄貴の口調じゃねーか！」
苗木「そうだね...桑田くんは明らかに様子がおかしいよ。朝早くから起きているし口調もいつもと違う..更に時間に厳しい石丸くんが寝坊だなんて...いや、もしかしたらなんらかの事件に！？」
セレス「それはありませんわ、先ほど桑田くんに聞いてみたのですがなにもなかったと言っていましたし」
十神「桑田が石丸の事を言うなら納得できるな」
大和田「じゃあなんであの二人は変なんだ...」
桑田「おーいやっと起きたぜ」
苗木「あ、桑田くん。石丸くんも来たね」
大和田「兄貴大丈夫か！？」
セレス「随分と眠そうですわ、やはり寝坊ですわね」
十神「石丸、お前らしくないぞ寝坊なんて。風紀委員ならもっとしっかりしろ」
石丸「うっすー...わりぃわりぃ」
苗木「」
セレス「」
十神「」
大和田「」
桑田「お、おい...」
石丸「んぁ？俺の顔になんかついて...」
桑田「桑t...いいんちょお前！いつから口悪くなったの..んだよ！風紀委員の自覚があるのかねぇじゃなくて、あんのか！？」
セレス「今の」
苗木「な、なに？」
石丸「....いいんちょさっきからなに言ってんの？」
桑田「ぼぼ、僕は委員長じゃねぇのだよ！い、委員長はぁお前だろぉ！？」
石丸「....アポ？」
大和田「兄貴どうしたんだ！なにがあったんださっきから！？」ガシッ
石丸「うわっちょ！モロコシ当たる！！」
十神「...なるほどな」
大和田「なにかわかったんか！？」バッ
石丸「や、やめろ...」
セレス「まさかSFのような事が現実で起こるとは」
大和田「どういう事だ...？」
苗木「....スッ
桑田くん」
桑田「んぁ？」
石丸「アポ？」
桑田「ちょっだーかーらお前はいいんちょだって言っているだろ！？」
石丸「は？」
苗木「石丸くん？」
桑田「な、なんだね苗木くん...じゃなくて！」
大和田「は？は？？」
十神「桑田と石丸が入れ替わった」
セレス「と言う事ですわね」
大和田「はあぁ！？」
石丸「あーだから隣に俺がいるのか、了解....アポァァァァ！！？」
桑田「昨日の夜に僕と桑田くんでゲームをしていたら彼が僕の部屋で寝てしまいしょうがないと思ってそのままシャワーを浴びたんだ、そしてシャワーからあがって髪を乾かそうと鏡を見たらいつの間にか桑田くんの姿になっていて...まさかと思いベッドを見に行ったら僕の姿があったのだよ」
苗木「シャワーを浴びている時に異変は気づかなかったの？」
桑田「何故か全く気づかなかったな...」
大和田「じゃあ兄貴の体は中身は桑田、桑田の体は中身は兄貴なのか...なんてこった！！」
十神「原因は....手がかりがない限りモノクマが一番やらかしそうだな」
セレス「頭を洗って目をつむっている時に入れ替えたと言うわけ、ですわね」
苗木「なんでそんな事を...」
石丸「(って事は...清多夏の体でなんでも出来るって事か！マジか！！)」
桑田「とりあえずこれは君達以外には秘密にしておいて欲しい...色々厄介になるからな」
苗木「そ、そうだね..二人も気をつけてね」
十神「そんなめんどい事するか」
大和田「おうよ！男同士の約束だ！」
セレス「ふふ、面白い展開になりましたわ」
石丸「(清多夏の..清多夏の！！)」
不二咲「あー石丸くん！どうしたの？」
石丸「あ、あのだな...廊下で、は話しにくい事、なの、だがっ」
不二咲「うん、緊張してそうだし...部屋入りなよ」
石丸「サン...ありがとう(緊張じゃなくて喋りにくいんだよ！)」
不二咲「どうしたの？僕で良ければなんでも聞くよ」
石丸「あ、あのだなっ実は僕、も...女装に興味が、あって、なぁ」
不二咲「！」
石丸「き、気持ち悪い、よな！？不二咲くんみたいにっか、かわいい見た目じゃないお..僕が...」
不二咲「そんな事ないよ！石丸くんにも絶対出来るよ！！」
石丸「ほ、本当かね！？」
不二咲「でも僕小さいからサイズが...あ！なら僕が女の子達にみんなの服を着てみたいって言って頼んであげようっか？」
石丸「それは良い！悪、いがよろしくな！」
不二咲「ううんっ僕、理解者がいてすごく嬉しいよ...ありがとう石丸くん！！」
☆
石丸「(よっしゃぁー！清多夏の女装見てみたかったんだよなぁぁぁ本人は絶対にやってくれんし、入れ替わって、これって超ラッキーなんじゃね！？)」
石丸「アッポーゥ！！！」
葉隠「....」
葉隠「石丸っちがアッポーって狂喜乱舞しながら側転バク転してるべ...！」
朝日奈「アッポーって、桑田みたいだね」
葉隠「確かに桑田っちの口癖ってアポだから...ん？」
朝日奈「石丸ったらそんなに良い事あったのかなぁ」
葉隠「(朝、桑田っちが石丸っちの部屋に難無く入っていたのは...なんだったんだ？マスターキーはモノクマが持っているはずだしそう簡単に手に入らないはずだべ...)」
朝日奈「ま、いっか。葉隠ーポンデリングいっぱい届いたから食べる？」
葉隠「お、おぅ食うべ！！」
桑田「...」ウズウズ
桑田「(あぁ...舌についているピアスが気になってしょうがない。アクセサリーも、ダメージジーンズも..しかし取ったりすれば怪しまれるし後々厄介になるし...早く部屋に帰ろう！怜恩くんの部屋に！！)」
モノクマ「いーしまーるくーん」
桑田「っ」ビクッ
モノクマ「あれれー石丸くん無視ですか？悲しいですねぇ」
桑田「お、俺は..いいんちょじゃねぇ」
モノクマ「いやいや！入れ替えたの僕だしバレバレだよーうぷぷっ」
桑田「違うって、言ってんだろ...」
モノクマ「あーあー悪い口調もぎこちないですねぇ桑田清多夏くん！？」
桑田「うっせぇ！！」ダッ
葉隠「っ！桑田っちどうした！？」
桑田「黙れ葉隠！もう疲れてんだよ！！」
ガチャン
葉隠「....どうしたんだべ、桑田っち..」
モノクマ「うぷぷぷ強がっちゃって」
葉隠「桑田っちになにしたべ！」
モノクマ「さぁ？僕はなんにも知らないよー知らない知らない」
葉隠「お前...良い加減にするべ、人を馬鹿にするのも！！」
モノクマ「本当に知らないのに、あーやだやだ逆ギレ！」
葉隠「もう良い本人から直接聞き出すべ！桑田っちなにがあったべか！？」
モノクマ「...うぷぷぷ、これで人間関係がごちゃごちゃになっちゃうかもね。あっははは！イッヒヒヒヒ！」
☆
葉隠「桑田っち開けてくれって！どうしたんだべ！！」
桑田「もう、帰れって..帰れってばぁ」
桑田「(なんで...なんでこんな事に)」
葉隠「俺で良ければなんでも聞くべ、だからっだから桑田っち！」
桑田「帰れって...ぅ、グスッ」
葉隠「な、泣いてるべか！？」
桑田「うぅぅぅ」
ガチャッ
葉隠「やっと、開けてくれたべ...」
桑田「グスッ..ひ、んぐっ」ボロボロ
葉隠「桑田っち...実は俺、朝から桑田っちの様子がおかしいと思っていたべ。モノクマに、なにかされたんか？」
桑田「グスッグスッ....うぅ、は、がく...れっ」ボロボロ
葉隠「ゆっくり話すべ、ゆっくり」
桑田「うっうぅ..うわぁぁぁぁぁん！葉隠くぅぅぅぅんうえぇぇぇぇ！！」
葉隠「葉隠“くん”！？」
桑田「うえぇぇっひ、グスッうえぇぇぇぇ」ボロボロ
葉隠「おお、落ち着くべ！」
桑田「葉隠、くん...グスッ実は..ひっ」
石丸「いいんちょどうした！泣き声が聞こえてきたぜ！？」ドンドン
葉隠「は！？」
桑田「あぁぁぁぁん！！！桑田くぅぅぅん！！」
葉隠「な、なんだコレ！？」
ガチャッ
石丸「いいんーアポ！？葉隠、くん！！？」
葉隠「い、石丸はお前だべ！」
桑田「もう..ひ、葉隠くんには話そう..ではな、ひっか...んぐっ」
石丸「そうだな...葉隠」
葉隠「は、はい」
石丸「俺は桑田怜恩だ」
葉隠「...え？」
石丸「今泣いてる桑田怜恩が石丸清多夏な」
葉隠「意味がわからないべ...」
桑田「グシグシ...実は僕達、モノクマに中身を入れ替えられたのだよ」
葉隠「はぁ！！？」
石丸「信じれんかもしれねぇけどマジなんだよ」
葉隠「だから朝桑田っちが石丸っちの部屋に..それは桑田っちになった石丸っちがあ、違う？あ、合ってるか、自分の部屋の鍵で入ったって事か」
石丸「そこから見てたんか、これで信じてくれっか？」
葉隠「あれ？でもさっき俺が引き止めた時には桑田っちの石丸っちは本当の桑田っちみたいだったべ...」
桑田「そ、それは葉隠くんにばれないように、巻き込まないようにするために...」
葉隠「ほぉ...それにしたらなかなかの演技力だったべ」
桑田「そ、そうか？」
石丸「まぁ慣れればいけるっしょ！」
葉隠「問題は石丸っちの桑田っちだ、石丸っちは朝一に食堂にいるのが普通。要するに早起きする必要があるべ」
石丸「アポ！？」
葉隠「朝だけじゃない、時間や規則に厳しい石丸っちだから桑田っちはもっとしっかりしなければいけないべ！」
石丸「マジかぁぁぁぁぁ！！」
桑田「そんなに大変な事ではない。全て一般常識だ！」
葉隠「いやー時間や規則にルーズな桑田っちからしたら一般常識は当たり前じゃないんだべ」
石丸「葉隠もよく寝坊するからなーこのあほ！」
葉隠「うわっ石丸っちに言われてる気がして結構キツイべ...」
桑田「喧嘩はやめたまえ、とにかく僕も朝起こしに行くから桑田くんはこれを気にもっと真面目になるんだ！良いな！？」
石丸「うっわ、わーったよ...」
葉隠「へへ、自分に言われてやんの」
桑田「葉隠くんもだぞ！」
葉隠「あ、はい...」
桑田「でも...さっきはあんな態度取ってしまって申し訳なかった、心配してくれてありがとうな」
葉隠「そう言ってくれて嬉しいは嬉しいけど見た目が桑田っちだからなぁ...」
石丸「なんだと！？あほが！」
桑田「ははっ」
☆
桑田「まず、今まで僕が起きていた時間は6時半だ。この時間に僕も起こしに行くから頑張って起きてくれ」
石丸「げぇ...」
桑田「それで食堂から繋がる中庭の花壇に水をあげてから食堂の机を全て拭く。布巾は流しにあるから拭き終わったら洗ってから元に戻しておくのだぞ」
石丸「マジか...」
桑田「そうしていれば30分ぐらい時間が経ち7時半ぐらいから皆が集まり始めるからいつも集まる机の一番右の席で待っていてくれ。一人一人挨拶を忘れずにな」
石丸「あーっなんで清多夏は風紀委員なんだよぉぉ！」
桑田「な、なんでと言われても...僕は真面目が一番なんだ！」
石丸「清多夏絶対A型だよな！？」
桑田「違うO型だ！」
石丸「マジで！！？」
桑田「そんなにびっくりする事か...？」
☆
石丸「じゃ、俺のスケジュール...起きる時間はその日によって違う」
桑田「なに！？生活リズムが出来ていないのは関心しないな！」
石丸「うるせぇな...とにかく9時なら9時、10時な10時に起きろよ。で、飯はー...」
桑田「怜恩くんはいつもお菓子ばかり食べている気がするがちゃんとご飯食べているのか？」
石丸「え、食ってるけど...」
桑田「間食か！間食は体に良くない！！」
石丸「菓子なきゃ生きてけねーよ！」
桑田「はぁ...これは一から叩き直さなければいけないな」
石丸「や、やめて俺のアイデンティティが...」
桑田「超高校級の野球選手があるではないか、だらしないアイデンティティなどいらない！」
石丸「あーもぉわかったから！」
桑田「で、暇な時は勉強...と言いたいがテキストもないから掃除をしたり解放されている部屋を調べて学校を出る手がかりを探したり..あとはくつろいでいるぐらいか」
石丸「ゲーム！ゲームしよーぜ！！」
桑田「ゲームは一日一時間だぞ！」
石丸「そんなんじゃやった気にならねーよ...で、俺は今言った通りゲームしたりあと..昼寝したりカラオケルームで歌ったり」
桑田「怜恩くん歌ったりするのか？」
石丸「俺野球で食ってくためにここ連れてこられた感じだけどミュージシャン希望だからさー」
桑田「それは初知りだな...夢を追いかけるのは素晴らしい事だな！」
きゃいきゃい
翌日
コンコン
石丸「ん、んん...」
桑田「いいんちょー起きろ、起きろったら」
石丸「..6時27分...アポポォォ」ガサガサ
ガチャッ
桑田「うっすいいんちょ」
石丸「うぃっす...アポポォォ」
桑田「さぁ着替えるんだ」
石丸「清多夏めちゃくちゃ使い分け上手くなってるんだけど...」
桑田「だいぶ慣れてきたからな。さぁ着たまえ」カチャカチャ
石丸「清多夏の制服って着づらいんだよなぁ...」
桑田「ほら文句を言っていないで」
チュッ
石丸「うぉぉ！やる気に満ちてきた！！」
桑田「ふふ、その域だ」
☆
桑田「不安だ...大丈夫だろうか。でも僕が朝に見つかったらまた他の人に疑われてしまう」
桑田「しょうがない..寝ておくか。しかし皆が起きてくると言うのに寝ていて良いのだろうか...布団かけずに軽く寝るか」ガサガサ
桑田「(あ、横になったら..意外と眠気、が)」うと
食堂
石丸「あーくっそ！眠ぃしこんな机の量拭く気湧かねーっての！！」
石丸「このーこのぉぉぉ綺麗になぁれ綺麗になぁれ！！」テキトー
苗木「あ、石丸くんおはよう」
石丸「あ？苗木！？」
苗木「あ...そういえば桑田くん、だっけ」
石丸「おはよーございますよーだ！！」
苗木「あはは...朝からお疲れ様」
石丸「はんっこんなんやってられっか、よくいいんちょはこんな事出来るんだよ」
苗木「超高校級の風紀委員だからね」
石丸「あの見た目だと超高校級の応援団らへんに見えるけどな」
苗木「あー納得」
石丸「もー眠いしだるいし死んじまう！」
苗木「く、桑田くん...」
舞園「」
石丸「アポ！？」
苗木「っ！あ、舞園さん...お、はよ」
石丸「はは、おはよう舞園、くん」
舞園「おはよう、ござい...ます」
石丸「(しまったぁぁぁぁ初見者の前でぇぇぇしかも舞園ちゃぁぁぁん)」
舞園「苗木くん、なんか石丸くんの様子...」
苗木「き、気のせいじゃないかなぁ」
石丸「今日も雲一つない晴天だな！スクリーンだけどな！」
舞園「でも、そんな石丸くんもなんか新鮮で良いですね」ニコ
石丸「ま、舞園ち、くぅん...へへ」デレ
苗木「桑田くん顔に出てるよ！」
石丸「アポ！？危ない危ない...」
舞園「(なんか石丸くん、性格荒れてしまいましたね)」
みんな揃って来ました
大和田「兄貴...？」
石丸「おぉなんだ兄弟よ」
大和田「もう元に、戻ったんか？」
石丸「はっは！さぁどうだろうなぁ！」
セレス「あの桑田くん」
石丸「はっはぁなんだーセレス」
大和田「なんだまだ治ってねぇじゃんかよ...」
石丸「アポ！？ちょっセレスおま！」
セレス「クスクス..見た目は石丸くんでも中身はアポのままなのですわね」
石丸「アポって言うなーあほあほ！」
ザワッ
不二咲「石丸、くん...？」
山田「今日の石丸清多夏殿はやけにハイテンション、と言うより...荒いと言いますか」
朝日奈「なんか石丸らしくなーい(昨日もなんか石丸らしくなかったけど...)」
大和田「や、ヤバく、ねぇか？」
セレス「少しやりすぎましわ...ごめんなさい」
石丸「あ、あ、あの、だなっ」
葉隠「お、俺昨日見たんだべ！」
山田「葉隠康比呂殿？」
葉隠「桑田っちと石丸っちがなんかゲームしていて、負けた方が罰ゲームでその相手の真似をする...みたいな」
不二咲「そうだったんだぁ」
石丸「あ...」
大和田「そうだったんか」
セレス「いや、これは葉隠くんが誤魔化してくれて....って、何故葉隠くんも知っているのでしょう」コソ
朝日奈「だから石丸がゲームで負けて桑田の真似でアポとか言ってたんだね、納得！」
葉隠「そうそう、桑田っちの方がゲーム上手いからさぁ...な、石丸っち！」
石丸「あ、あぁそうだ。ちょっと頑張って真似してみただけ、だ...ははっ」
不二咲「石丸くんって面白いねー」
山田「ものまね大会でもやってみますかね？」
朝日奈「あ、面白そー」
きゃいきゃい
大和田「はぁ...」
セレス「危なかったですわ」
石丸「あー...葉隠、くん悪かったな」
葉隠「良いんだべ。まだあんまし慣れてないみたいだべな」
石丸「あぁ早起きも朝の日課もマジダリィ...」
セレス「い、石丸くん言葉使い」
石丸「...のだよ、はっは。僕もたまには、冗談を言うの、さ」
大和田「桑田ぁ、さっきまで上手かったのにしっかりしろ...」
石丸「ははっはは...はぁ」
葉隠「そういや桑田っちの石丸っちは」
石丸「あぁ桑田くん、なら多分自室で寝てん...いるはず、だ」
大和田「どんどんぎこちなくなっていくな...」
石丸「うるせーあほあほ！」
朝不山「！！？」ビクッ
石丸「あ...」
セレス「い、今のも桑田くんの真似ですわね！？」
石丸「そ、そうだ！あっはは！」
葉隠「おいおい桑田っち...」
セレス「ったく、ばれたくなきゃもっと気をつけろってんだ！！あ！？」
大和田「ちょ、セレス！」
不二咲「ばれたく...」
朝日奈「な、きゃ？」
セレス「っ！！」
山田「安広多恵子殿..今、なんて」
セレス「だからその名前で呼ぶなっつってんだろぉぉぉがぁぁぁぁ！！」
不二咲「ぴぃ！？」ビクッ
石丸「ばば、ばれるとかなんのは、話だ！？」
葉隠「セレスっちは今頭が混乱しているんだべ！だ、だから別にばらされても良かった桑田っちの真似をばれちゃいけないって...」
朝日奈「セ、セレスちゃん大丈夫...？」
セレス「はっ！」
不二咲「ふえぇぇ...」ウルウル
大和田「あっ桑田！兄貴、桑田起こしに行かなくて良いのか！？」
石丸「そそ、そうだっ桑田くんを起こしに行かねーと！」
山田「今口調が」
石丸「だーかーらっ桑田くんの真似っつってんだろあほ！」
タッタッタ
朝日奈「...おかしい」
葉隠「て、テンパってるんだべきっと！」
セレス「わ、私は今一体なにを...」
大和田「セレス無事かー！？」
セレス「私は今、スウェーデンのお花畑に来てお花を摘みに」
不二咲「セ、セレスさん大丈夫！？」
葉隠「セレスも今記憶が飛んでいて意味がわからない事を言ってしまたんだ、ちょっと部屋で休んでいるべ」
山田「だ、大丈夫ですかね...」
大和田「(なんという)」
葉隠「(こじつけ)」
セレス「(ごめんなさい皆さん...)」
不二咲「(あっそういえばみんなから服借りれたから石丸くんに渡しに行かなきゃ...)」
石丸「はぁっは...セレスのやつ、なんでいきなりキレっかなー..ぜぇ」
石丸「(まぁ良い..そういやぁ清多夏なにしてんのかな。さすがに早起きの日課がついてんだし部屋で起きてんのか？)」
コンコン
石丸「く、桑田くん起きたまえ！」
霧切「」テトテト
石丸「(あ、あれ反応ねぇな...そうか、俺ってなかなか起きないからそれっぽくしてるんだな)なっ何時だと、思っているの、だねぇ！？」
石丸「...へ、変な声出ちゃった..」かぁぁぁ
霧切「(あら、石丸くんったら桑田くんを起こしに来ているのかしら。それにしたら覇気がないわね)」
石丸「スゥゥゥ...桑田くん！起きたまえ！！」ドンドン
霧切「(しかもいつもならあんな荒々しくドアは叩かないし...)」
石丸「(しょうがねぇ、なにかあった時のために俺が預かっておいた俺の部屋の鍵を使って...)」カチャカチャ
霧切「(っ！万能キーは私だけが持っているはずなのに...なんで石丸くんが桑田くんの部屋に！？)」
ガチャン
石丸「おーいー清多夏、さすがの俺でもこれは起きる...っ」
石丸「...清多、夏？」
桑田「」スヤスヤ
石丸「おーい？」
桑田「」くぅくぅ
石丸「...まさか待機じゃなくて、ガチ寝してるんじゃないんだろうなぁ..」
コンコン
大和田「桑田ー」
石丸「あ、大和田...」
ガチャッ
大和田「兄貴？じゃなくて、マジな桑田じゃなくて...」
石丸「良いから入れって」コソ
大和田「桑田になった兄貴はどうしたんだ」
石丸「いや、さーいいんちょの事だから待機してると思ったらガチ寝しちゃったみたいで...」
桑田「」すぅすぅ
大和田「マジか...(兄貴は、兄貴はこう丸まって寝るんか！うぉぉぉ見た目も兄貴だったら最高なのによぉぉぉ！！)」
石丸「とりあえず起こすか、おいいいんちょー」ペチペチ
桑田「」んくー
石丸「アポポ...」
大和田「兄貴って生活リズムが出来てんなら普段寝ない時間に寝ちまってなかなか起きられねぇんじゃね？」
石丸「確かに...しょうがねぇ寝かしておくか..いや、待てよ」
大和田「あ？兄貴に変な事したらぶち殺すからな？(と言ってもお前も見た目兄貴だから殴れねぇ！！)」
石丸「なにもしねーって、いや...いいんちょは普段寝ない時間寝てるんだろ？なら、もし夜に寝れなくなったら....明日俺ん所起こしに来れるか！？」
大和田「あーなるほどな。ならお前が一人で頑張って起きりゃあ良いじゃねーか」
石丸「無理！絶対無理！！」
大和田「あー...なら今から兄貴を殴ってでも起こした方が..俺は出来んが」
石丸「あーいいんちょ起きてくれぇ！」
大和田「お、おいっほどほどにだぞ！？」
ぺチーン
桑田「」スピースピー
大和田「すげぇガチ寝...」
石丸「もう良い。着替えはしてあるみてぇだし寝たまま食堂連れてくわ」ヒョイ
大和田「お、おぉ...」
食堂に連れて来ました
不二咲「桑田くん起きないの？」
石丸「あぁなかなか、起きないっみたいでな」
葉隠「桑田っちー(中身は石丸っちー)起きるべ」ポンポン
桑田「」くぅくぅ
葉隠「ガチだべ...」
山田「ま、まさかっ殺されていませんよな！？」
朝日奈「やだ！ついに！！？」
大和田「いや、寝息たててるから死んではいねぇよ」
朝日奈「あ、良かった...」
石丸「桑田くん、昨日は別に、夜更かしはしていなかった、だろう？」
桑田「」スヤスヤ
不二咲「疲れてるのかなぁ」
桑田「」ピクッ
大和田「お、今動いたぞ」
桑田「ん...ふあぇ..」ガサガサ
葉隠「起きたべ！」
石丸「おはよう桑田くん！！」
桑田「..あー...おはよう桑田くん」
山田「え」
朝日奈「あれ」
不二咲「ね、寝ぼけてるのかなぁ」
葉隠「」
石丸「」
大和田「」
ネタバレ
モノクマ「もーばれちゃったの！？」
朝日奈「中身入れ替えるとかやる事エグすぎるよ！？」
石丸「いいんちょお前ぇぇ！」
桑田「わわ、悪かった！つい寝ついてしまって」
十神「なんでこんなくだらない事をしたんだ、モノクマ」
モノクマ「だってさーみんな殺し合いしてくれないしなーんにも刺激がないんだもん、僕だって暇だよ」
セレス「だからと言って入れ替えるのはやり過ぎではありません事？」
大和田「そーだ！そのせいで兄貴と桑田は役作りして大変だったんだぞ！？」
モノクマ「その必死さが見ていて面白かったんだよねぇうぷぷぷ！」
葉隠「すっげ悪人だべ...」
不二咲「(あれ、待って？じゃあ女装してみたいって言ってきたのは...桑田くん？)」
山田「まぁこれでモノクマも諦めがついたでしょうし、元に戻して...」
石丸「ま、待ってくれ！」
モノクマ「んー？」
石丸「もう、一日だけ...このままでいさせてくれね？」
葉隠「！な、なんで」
十神「ふざけたお遊びをまたしたいと言うのか？くだらん」
石丸「いや、ちょっと..なんとなく」
桑田「桑田くん...」
石丸「ただ単にもうちょっといいんちょの体でいたいだけだって！」
山田「おぉ...これはっ」
不二咲「(意味がわかったよ！)」
モノクマ「うぷ」
朝日奈「良いの石ま..桑田！？まだこの事知らない人だっているんだしまた役作らなきゃいけないのに...」
石丸「良いんだって....いいんちょも別に、良いだろ？」
桑田「えっ...」
大和田「桑田、お前変な事考えてねぇだろうな...」
石丸「考えてねぇって！」
桑田「...じゃああと、一日だけだぞ」
セレス「(なんか怪しいですが、二人が良いのなら、まぁ)」
山田「なんかワクワクしますなぁ！」
葉隠「な、なにがだべ...ははっ」
朝日奈「気になるなー理由！」
石丸「だ、だからなんでもねぇって！」
モノクマ「うぷぷぷ！」
十神「庶民の遊びには興味ない」
大和田「マジで変な事したらぶち殺す！！」
桑田「お、落ち着くんだ兄弟！」
セレス「一件落着ですわね...ふふ」
苗木「って事だったんだよ」
霧切「やっぱりモノクマの仕業だったのね、放っておけないわ」
苗木「はは..モノクマがやる事は本当によくわからな....ん？」
不二咲「だから元に戻すのを一日遅らせたんだよね？桑田くんも変態さんだね」
石丸「い、良いだろ付き合ってる相手のかわいい姿くらい見たって！」
不二咲「ふふ、石丸くんの姿ならどれもすっごく似合うと思うよ。写真撮って僕にも見せてよ！」
石丸「おーよ任せろ！！」
ガサガサ
霧切「なにかしらアレ」
苗木「(たくさんの袋...)」
霧切「まだ石丸くんの姿の桑田くんのようだったわね....そうだ」ダッ
苗木「あ、霧切さん！？」
☆
霧切「これでよし、と」
苗木「なにをする気だい？」
霧切「さっきこれからのモノクマの動向が気になるからって嘘ついて不二咲くんから盗聴器と盗撮機を借りてきたのよ」
苗木「え！？」
霧切「そしてそれを石丸くん(中身は桑田くん)の部屋に設置してきたわ」
苗木「良いの！！？」
霧切「たまにはこういうのも良いじゃない」
ファーン
苗木「あ、映った...！！？」
霧切「あら」
「ヤ...ヤベェ....清多夏のセーラー服かわいすぎる！」
苗木「な、なななな」
霧切「これは...舞園さんのセーラー服ね」
「ヤッベ！アポァァァァ清多夏かわいいよぉぉぉぉぉ！！」ゴロゴロ
「あ、そうだ........パンチラ」ペラッ
「アッポァァァァァァァ！！！」
苗木「...これ本人にばれたらヤバイんじゃ」
霧切「ふふ、ばれなければ良いのよふふふ」
苗木「(霧切さん楽しそう...)」
霧切「あ、違うのに着替え始めたみたいね」
「...朝比奈の、スクール水着..」ゴクリ
イソイソ
霧切「チッカメラの位置が低すぎて大事な所が見えないわね」
苗木「(なんか、残念な霧切さん...)」
霧切「！！！」
苗木「え、な、なに...！？」
「き、清多夏のっス、ク水...」フルフル
「アポァァァァ....」
苗木「だ、大丈夫かな...」
霧切「まだまだありそうね、次は次はなにかしら！？」
苗木「(どうしよう帰るタイミング逃したちゃった...)」
「セレスのゴスロリ！な、何故だ！何故風紀委員の清多夏はゴスロリがめちゃくちゃ似合うんだ！！！」
「アポポポポ死んでしまうぅぅぅ」ワナワナ
「清多夏ぁぁぁぁジャスティス！！」
霧切「ふぅっふぅ...」
苗木「(なんで霧切さんまで息をきらして)」
霧切「あら、次は私が貸してあげた制服...」
苗木「え！？」
「ふふ...手袋、良いなぁ。清多夏はもうなんでも似合う！」
「それは違うぞ、桑田くん！」ビシッ
「なんつって....くぁぁぁぁ！！」ジタバタ
霧切「やだかわいい...」キュン
苗木「(自分の服を着て石丸くんの姿で女装している桑田くんにときめいてる...)」
「大神と腐川と不二咲はサイズ上ない、か...しょうがない。これが最後.....アポ！！」
「ま、まま...舞園、ちゃんの..ライブの時の服！」
霧切「これは来たわ！」
苗木「なにが！？」
イソイソ
「お、おぉ....おおおおお！！！」
「肌の露出が高いかつ、スカート短ぁぁぁぁアポァァァァ！」
「舞園ちゃんもかわいいけど清多夏ぁぁぁぁお前が一番かわいいよぉぉぉぉぉ！！！」
「カラオケルームから持ってきたマイク、マイクを...」
「〜♪」
「みんな、愛してるよー！」
「うぉあぁぁぁぁ清多夏ぁぁぁぁ....
っは！」
「それは違うぜ！」バーン
苗木「なんか...演技始まった」
霧切「」ホクホク
苗木「(桑田くん、君って人は)」
「く、桑田くん！？僕のライブに来てくれたのかね！」
「もちろんだろ！だけどなぁ清多夏...清多夏は俺だけのものだ！！」
「みんなの前でっ恥ずかしいからやめたまえ！！」
「関係ねぇっだって清多夏...俺達」
「“なんだよあいつ！”“私の石丸くんに馴れ馴れしすぎるんだけどー”」
「み、みんな悪い！確かにみんな、僕の事を好きでいてくれるのは嬉しい...けど」ガサガサ
「けど僕は...桑田怜恩くんと、付き合っているんだ！だからっ僕は...」キュッシュッシュッ
「清多夏ぁ..言ってくれると、信じてたぜ」シュッシュッ
「やっぱり..僕には、んっ怜恩くん、しかいないっんだ...はぁっ」シュッシュッ
「清多夏....っんぁっ好き、だ！」ツプ、ニチュニチュ
「僕、もぉっあ、んっ！れぉ、んくんがっはぁっ怜恩、くんが一番っ」ニチュ、シュッシュッ
「なんだっ...よく、聞こえねぇ..んぁあ！」ニチュニチュ、シュッシュッ
「じ、じゃぁあんぁぁ...マイク越しにっ言うっん、くっよぉ」ニチュ、シュッシュッ
「僕は、僕はっ世界、でぇっあんっいちば、ふぁあんっ好き、なのはっくぅんっ」ニチュニチュニチュニチュ
「桑田ぁ...れ、ぉ..ん、くっ....」シュッシュッシュッシュッシュッシュッ
「好きだぁああ！怜恩くぅうんっんぁああひゃぁん！！」シュッシュッシュッシュッニチュニチュニチュ
「俺もぉああっ清多、夏ぁぁっあぁああんぁぁっ！！」ビクップシャアッ
「はっはぁ...はっ..好き、大好き..石丸、清多夏ぁ....んっ」ポタ、ポタ
「は....っアポ！？舞園ちゃんのライブの服着たままオナっちまったヤベェ！！！」ポタ、ポタ
苗木「」
霧切「楽園ね」
苗木「(なんなんコレ)」
「と、とにかく清多夏が来たりしたらヤベェから早く片付けるか。俺のケータイでムービー撮れてるしな！」
「ティッシュたくさん敷いて良かった...」ガサガサ
「加工すれば清多夏が女装しながら俺との妄想でオナってるムービーが....アッポーゥ！」片付けー
霧切「目の保養ね」
苗木「そ、それは違うよ....はぁ」
☆
石丸「服と部屋はリセッシュ出来たし、寝巻きに着替えたし...これで良いか。清多夏んトコ遊びに行こうっと」
コンコン
石丸「いいんー...桑田くん、ちょっと良いか？」
石丸「また寝てるのか..桑田くん、少し寝過ぎではな...ドア開いてるじゃねーか。コッソリ入って驚かしてやろうっと」
石丸「桑田くーん君は鍵も開けずになにをして」コソコソ
石丸「ん？」
桑田「はぁっは...っ」
石丸「バスルームから声が、風呂にでも入ってるんか？」
桑田「っあぁぁん...怜恩、くぅん..」シュッシュッ
石丸「(え)」
桑田「あっあぁあも、もぉダメェっ怜恩くん、がっ触っていると考える、っと」シュッシュッ
石丸「清多夏ー鍵開けっ放しだぜ」ガチャッ
桑田「ひゃぁ！！？」ビクッ
ピチャッポチャン
桑田「あ、ぁ...」ビクビク
石丸「あ、まさか今イっちゃった？」
桑田「ノノ、ノックぐらいしてくれぇ！」
石丸「いやーだって部屋の鍵開けっ放しだったし？」
桑田「え！？」
石丸「もう閉めたから安心しろって...ほら股広げろ？」
桑田「だ、だから直舐めは汚いといつも....っ！」
石丸「汚くねーよ」ペロリ
桑田「ぅっあ、ん！」ビクッ
石丸「あーなんか自分のチ●コ舐めるのって変な気分だわ...」ペロ、チュク
桑田「はぁっは、んぅ...」ビクビク
石丸「どーだ？自分に舐められる気分は」ペロ、ペロ
桑田「やぁ、め..たまえっん」ビクビク
石丸「よーし。じゃあ今から今夜限りの石丸(中身は俺)×桑田(中身は清多夏)、石田ヤっちまうか！」
桑田「なっそんな！」かぁぁぁ
石丸「自分で犯される気持ちはどーだぁ？」
桑田「れ、怜恩くんこそ犯されている自分を見て、どんな気分だっ！」
石丸「俺？俺かっこいいしかわいく鳴けるしー」
桑田「怜恩くぅぅぅぅん！！！」
大和田「(兄貴、大丈夫か...心配だな)」
石丸「お、兄弟！早いじゃないか！」
大和田「あっ兄貴...本当の兄貴に、戻ったか？」
石丸「あぁさっき起きたら僕の体に戻っていた！」
大和田「本当の本当の本当にだな、桑田！？」
石丸「はっは、僕はもう桑田くんじゃないぞ」
大和田「おぉ普通に答えたって事は....兄貴ぃぃぃぃ！！」ぎゅう
石丸「兄弟よ、嬉しいが苦しいぞ！」
大和田「良かった良かったぁ！！」なでなで
石丸「ははっ良したまえあはははっ」
苗木「(戻ったみたいだね..良かった)」
霧切「あなたも見に来たのね」
苗木「だって気になるし、本当にちゃんと戻ったか不安だったし」
霧切「もうしばらくはマンネリ化するからモノクマもこんないたずらはしないはず...一件落着ね」
苗木「はは...(中身は桑田くんだったけど昨日以来だからなんか、石丸くんが...はは、はぁ)」
モノクマ「皆さん大変ですよー」
大和田「んぁ！？モノクマ、てめぇまたなにかしたんか！！？」
苗木「ま、まぁ大和田くん落ち着いて」
石丸「苗木くんに霧切くんも来ていたのか、またなにかあったようだな」
モノクマ「うっぷぷぷ」
霧切「なにがあったの？」
モノクマ「不二咲くんが昨日の夜から失神して起きません！」
苗木「それは大変！！」
石丸「早く不二咲くんの部屋に行かなければっ」ダッ
モノクマ「あっ」
大和田「モノクマ...不二咲にまで手ぇ出すなんて後からボコボコにしてやっからな！」
霧切「..」
モノクマ「うぷ、うぷぷぷ！」
霧切「まさか、昨日の盗聴器と盗聴器になにか」
☆
大和田「不二咲！大丈夫か不二咲！？」
苗木「反応がない...まだ失神しているんじゃ」
石丸「不二咲くん聞こえるか！」ドンドン
霧切「万能キーがあるから開けるわ、ちょっと待ってて」
ガチャッ
石丸「不二咲くん！！」バンッ
霧切「まだ失神しているようね...椅子から転げ落ちたように倒れているし」
大和田「......に、したらなんかにやけてねぇか？」
苗木「にやけ？」
霧切「(やっぱり...っ)」
石丸「パソコンのムービーがついている、まさかモノクマがいたずらでスプラッタ映像を出したとか」カチ
大和田「あいつ不二咲にまで....どこにそんな映像が！」
霧切「あっ石丸くんいけない！！」
石丸「え？」
パッ
「き、清多夏のっス、ク水...」
苗木「」
「それは違うぞ、桑田くん！」ビシッ
「なんつって....くぁぁぁぁ！！」ジタバタ
大和田「な、んだコレ」
「もちろんだろ！だけどなぁ清多夏...清多夏は俺だけのものだ！！」
石丸「」
「清多夏....っんぁっ好き、だ！」ツプ、ニチュニチュ
「僕、もぉっあ、んっ！れぉ、んくんがっはぁっ怜恩、くんが一番っ」ニチュ、シュッシュッ
霧切「(なんか見た事のあるSDカード挿入口があると思ったら...やっぱりオート撮影だったのね)」
「好きだぁああ！怜恩くぅうんっんぁああひゃぁん！！」シュッシュッシュッシュッニチュニチュニチュ
「俺もぉああっ清多、夏ぁぁっあぁああんぁぁっ！！」ビクップシャアッ
大和田「」
「はっはぁ...はっ..好き、大好き..石丸、清多夏ぁ....んっ」ポタ、ポタ
苗木「これっ、てー」
「と、とにかく清多夏が来たりしたらヤベェから早く片付けるか。俺のケータイでムービー撮れてるしな！」
大和田「まさか......桑田の野郎」
石丸「」ふしゅービターン
大和田「兄貴ぃ！？」
苗木「そりゃ自分のこんな姿見て更にみんなに見られたら倒れるよね！」
大和田「兄貴ぃぃぃぃぃおわぁぁぁぁ！！」
霧切「(これを見て不二咲くんもにやけ...恥ずかしくなって倒れたのね)」
大和田「じ、じゃあこれを撮影したのは不二咲って事か？」
苗木「それは違うよ！」
霧切「(な、苗木くんさすがに私達ってばらしたら...)」
大和田「じゃあ誰が撮ったって言うんだよ！」
苗木「桑田くん本人だよ！」
霧切「」
大和田「そ、そうか..桑田か...あいつ兄貴と入れ替わったのを良い事に好き勝手しやがって更に破廉恥なムービーまで撮りやがって....殺すしかなさそうだな」
大和田「桑田ぁ！兄貴の仇ぃ！！」
霧切「...これで、良かったのかしら」
苗木「桑田くんには悪いけど...彼の方が殴られ慣れているし、ね？」
石丸「」ぶしゅうぅぅぅ
苗木「石丸くん..どんどん湯気出てるけど大丈夫かな」
霧切「(これからの桑石展開が気になるわね)」
絶望性:ヒーロー治療薬流れておしまい。
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