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番外論破
石丸「葉隠くんの胸が...」葉隠「な、なわけ」
注意!

FTNR要素がかなりあります。
苦手な方や意味を知らない方は閲覧ご遠慮願います。



朝日奈「康比呂ー」

葉隠「んんん...」

朝日奈「せめてさ、下着着て寝ようよぉ」

葉隠「だってぇ...暑いしぃ」ガサガサ

葉隠「裸同士で抱き合った方が気持ち良いしぃぃ」ぎゅう

朝日奈「も、もう...康比呂の好きにしなっ」かぁ

葉隠「ごろにゃぁ...葵っちぃ」ベタベタ

朝日奈「...ふふっ」なでなで


モノクマ「朝になったよ!」


桑田「」ボゲー

舞園「ど、どうしたのですか?」

桑田「大和田とー...夜通しハンティングモンスター...してた.........」ボゲー

舞園「まぁ、ハンモンは面白いですからね(寝ぼけた桑田くん、天使すぎます!)」

桑田「わり、舞園ちぁん。ちっと部屋まで連れてってくれね......?」ボゲ

舞園「良いですよ、なんなら添い寝もオッケーです!」

桑田「添い寝ー...」ボゲボゲ

舞園「(寝ぼけてる所を狙って行けそうですね...ふふっ)」

葉隠「おっお二人さん、今日も熱いなー」

舞園「ふふっ葉隠くんと朝日奈さんにはまだ勝てませんよ」

桑田「葉隠...今日は起きるの、遅かったんだ...アポポォォォ」

葉隠「なんかすごく眠そうだべ」

舞園「寝不足らしいです」

葉隠「あー夜通しゲームしてたとか?」

桑田「せいかーい...」ボゲー

舞園「それで今から桑田くんを寝かしつけようと、部屋に連れていくのです」

桑田「舞園ちぁんやさしー...」ボゲー

葉隠「(桑田っち、完全に思考能力低下してるな)」

舞園「じゃ、また」

桑田「おやふみ...」

葉隠「お、おぅ...」

葉隠「......なんか、俺も眠い」

大和田「うっす...」

葉隠「あ、大和田...っちも眠そう」

大和田「今桑田と舞園に会ったけどよ、今から寝るらしいな。ありゃ眠くなるわ」

葉隠「桑田っちとゲームした?」

大和田「あぁ、ハンモン夜通し...」

葉隠「やり込んじゃう気持ちは分かるけど体に悪いべ」

大和田「だな。超ダリィ」

大和田「だぁーっこの眠気なんとかしてくれぇ」寄りかかり

葉隠「俺も眠い」

大和田「......」

葉隠「大和田っち?」

大和田「葉隠、お前...なんか撫で肩になった?」

葉隠「肩の角張って変わるもんなんか?」

大和田「やたらなめらかな肩ラインだからびっくりしたわ...」

葉隠「別になんにもしてねぇべ」

大和田「ふーん...」

葉隠「(肩...?)」



葉隠「目覚ましのために朝浴場だべ」ガラガラー

不二咲「あ、葉隠くん。葉隠くんが朝から浴場にいるのは珍しいねぇ」

葉隠「眠くて仕方がねぇから風呂に浸かって目を覚まそうと思ってな」テコテコ

不二咲「朝風呂は良いよぉ」

葉隠「なんか不二咲っち、ジジむさいな」

不二咲「ぼっぼくはまだ若いよぉ!」

葉隠「冗談冗談ーへへっ」ガサガサ

不二咲「!」

葉隠「太ったかなー...」パサ

不二咲「...」

葉隠「不二咲っち?どうした?」

不二咲「あ、いやあの...」

葉隠「?」

不二咲「男の子にしたら腰がその...くびれすぎてるなぁって」

葉隠「くびれ...てる?」

不二咲「すごく綺麗だけど、葉隠くんの体と非対称な気がするよ」

不二咲「と言うより今まで葉隠くんはどちらかと言うと雄々しい体だったはずだよ、なんでいきなり体が女性の作りになってきたの!?」

葉隠「そ、そんなに変わったか?」

不二咲「うん......なんか、かわいくなった!」

葉隠「はぁ...」

不二咲「じゃあぼくは昼ごはんの準備係りだから、じゃあねー!」

葉隠「おぅお疲れー......」

鏡の前に立ち

葉隠「...確かに肩が滑らかで、腰はくびれが」

葉隠「まぁ気のせいか、それより風呂風呂!」

お昼過ぎー

石丸「...桑田くんがいない」

葉隠「桑田っちなら自室で寝てるはずだべ」

石丸「む、こんなお昼過ぎまで寝ているとは。起こしに行かなければ...と言いたい所だが、朝はいたのだ。体調でも崩したのだらうか」

葉隠「まぁー...そんな感じ?」

石丸「ならお見舞いに行ってあげようか」

葉隠「さっきまで舞園っちがいたけど確か昼ごはん当番で片付けだから今はいないはず、一緒に行くかー」

石丸「あぁ!」

ピンポーン

葉隠「いるはずだが...」

テトテト

石丸「あ、歩く音がするからいるな」

ガチャ

桑田「うっす......」ボゲー

石丸「どうした、朝はいたのに体調悪いか?」

葉隠「(ただの寝不足だべ)」

桑田「あっいいんちょも来たんだー感激ー!」ぎゅう

葉隠「一気に目覚めたな」

石丸「あ、やめたまえっ」あせ

桑田「葉隠、お前は消えろ」

葉隠「ひど!!」

桑田「嘘嘘、心配してくれてありがとうな二人とも」

石丸「元気になったなら良かった」

葉隠「ついでに桑田っちの部屋でボーイズトークだべ!」

大和田「ボーイズトーク」ズイ

石丸「び、びっくりしたぁ...」

桑田「大和田はボーイズトークって言葉に本当に敏感になったな」

大和田「ボーイズトークは素晴らしい、男のロマンスだ」

石丸「ロマンス...」キラキラ

葉隠「そこまで大したものじゃあ...」

桑田っちーお邪魔するべー!

桑田「最近ヌいた?」

大和田「そういやあ最近センズリしてねぇな」

桑田「大和田の溜まったらバターになりそう」

葉隠「バターだと!?」

大和田「意味わかんねぇよ!」

石丸「せんずりってなんだ?」

桑田「オナニーだよっ」

石丸「おなにぃ!?」かぁぁぁ

大和田「兄貴は?兄貴はやったか!?」ガバッ

葉隠「いきなり積極的になったな!」

石丸「ぼ、僕は一人ではあまりやらない...」

桑田「じゃーあ俺がたくさん搾ってやるよ...いいんちょのミルクをな」ニヤニヤ

石丸「とぅえっ」ビクッ

大和田「桑田てめぇ...兄貴に変な事して泣かせたらぁぶっ殺す」

葉隠「お、落ち着けって...」

石丸「くっ桑田くん!変態だぞ!」

桑田「うぁぁぁいいんちょに見捨てられたぁ」

大和田「転がしてやんよ!」

桑田「アポァァァッ!!」

ドン

石丸「わっ」フラ

葉隠「あ、危ないべ!」ギュッ


ふにゅ


桑田「悪ぃ悪ぃ...ほらー大和田暴力反対ー」

大和田「悪ぃ兄貴、葉隠。だが桑田はぶっ殺す」

桑田「意味わかんねぇ!」

石丸「.........」

葉隠「石丸っち?」

石丸「...」

大和田「どうした怪我したか!?」

石丸「......胸...」

葉隠「む、ね...?」

石丸「胸、が」

桑田「胸ぶつけたか?」


石丸「葉隠くんの...胸が!」


大和田「葉隠の胸?」

葉隠「俺の胸がどうした?」

桑田「なになに、葉隠のおっぱいでかくなっ...」フッ

ふにゅ

桑田「......」

石丸「...柔らかい、だろ」

桑田「しかもまぁまぁ、ある」

大和田「意味わかんねぇ俺にも触らせろ」

葉隠「ままっ羽交い締めはやめてくれ!」

むにゅー

葉隠「ふぁっ!?」ビクッ

大和田「こ、これは...」

桑田「これはこれはこれは」

石丸「女子の、胸みたいだ」

桑田「ふっはぁー!なら女のおっぱい揉みまくれるじゃん!!」

大和田「なな、なんだってぇ!?」

葉隠「バ、バカッんなわけねぇべ...」

桑田「んなわけあるって!」ガバッ

ふにゅ

葉隠「や、やめろぉっ」あせあせ

石丸「どうしてこんなに胸が...」かぁぁぁ

葉隠「わから...」

大和田「桑田ばっかズリーぞ!次俺だ!!」むにゅ

葉隠「ひゃあっ」ビクッ

桑田「大和田が触るたびに葉隠がビクビクしてるぞ」

石丸「ぼ、僕も触ってみたい...」

葉隠「石丸っちまでぇぇ!」



大和田「確か朝いつもより肩が撫で肩だったな」

葉隠「それだけじゃないんべ...不二咲っちにも腰がすごくくびれているって言われたんだ」

石丸「ほぅ...そして、胸が膨らみ始めた」

桑田「まさか葉隠、女になっちゃうんじゃ」

葉隠「そそ、そんな性転換とかSFマンガじゃあるまいしさすがにモノクマでも出来ないんじゃ」

大和田「でもあいつは人の中身を入れ替えたりも出来るんだぜ?」

葉隠「むむぅ...」

石丸「!と言う事は」ゴニョゴニョ

桑田「...それ俺も思った」

桑田「今日からそうなり始めたんだよな、この半日でここまで女になったんだから一日経ったら...まさか」

葉隠「まさか...?」

大和田「(なんだこの緊張感は)」ゴクリ

石丸「そ、その...アレが」

葉隠「アレ?」

石丸「く、桑田くん...」

桑田「ここはいいんちょが言えって、風紀委員代表として!」

石丸「何故!」

大和田「一日経ったら葉隠は一体...」

石丸「い、いやその...一日経って朝起きたら......



おTNTNがなくなってた、みたいな」

葉隠「」

大和田「」

葉隠「ナンテコッタダベ」

桑田「ぶぁっはははは!!」

大和田「ちょ、ま兄貴ふははははっそりゃあさすがにははっはぁ、はぁ」

石丸「くくっ桑田くんもそう思ったんだろう!?」

桑田「いや、ちょ...あっははは!言い方が...ははっはぁっ」

葉隠「お前らそれ笑い事じゃねぇべ!!?」

大和田「はぁーはぁー...ははっ悪ぃ、さすがにその発想はなかったわ」

石丸「でも、胸まで大きくなったのだし...あり得なくは。なっては困るが」

葉隠「そんなぁぁそんな姿朝日奈っちに見られたらどうしようぅぅ」

桑田「まぁでも予想、な?」

石丸「あくまで予想。おどかすような事言って悪かったな葉隠くん」

葉隠「石丸っちぃぃ助けてくれぇぇ」

大和田「お、落ち着けって」


葉隠「はぁ......葵っちにバレないようにしなきゃ」

葉隠「肩と腰はごまかせるとして問題は胸だな、それにしても胸って重いなぁ葵っちはいつもこの状態なんか。大変だべ」

葉隠「でもさっき大和田っちに揉まれた時...つままれて結構良かったな」

葉隠「...ちょっといじってみるか。こんな機会ねぇべ」ベッドに乗り

葉隠「よいしょっと、俺って結構ある方なんだな。突起をつまんで、と」クニ

葉隠「んっ...もうちょっと」クニクニ

葉隠「あ...良い、悪くない......」ビクッ

葉隠「はぁ...は、キモチイイ。ヤベェべこれ...」クニクニ

葉隠「このままセンズリ、するか」ガサガサ

葉隠「んっんっ...んっ」クニ、シュッシュッ

葉隠「はぁ、はぁ死んじゃう、キモチイイ、助けてぇ」ビクビク

葉隠「はぁぁ...葵っちぃ、ごめん、キモチイイよぉ...」クニ、シュッシュッ



葉隠「結局4発もやっちまったべ...」ツヤツヤ

葉隠「でも......女の子の胸ってこんなにキモチイイんだな」ニヤ

葉隠「はーっスッキリしたし、夜だし今日も葵っちの所に遊びに行こうっと!」

ピンポーン

葉隠「だべ?」

ガチャ

朝日奈「ヤッホー遊びに来ちゃった」

葉隠「おぉちょうど俺も朝日奈っちの所に遊びに行こうと思ってた所さ、今日は俺の部屋でイチャイチャするべ!」

朝日奈「エヘヘー」

葉隠「んーやっぱり葵っちはいつ見てもかわいいなぁ、世界一かわいいべ」羽交い締めぎゅー

朝日奈「でしょー康比呂に愛されるために生まれてきたから!なんちゃって」

葉隠「な......あーもう!かわいいなぁ!!」なでなで

朝日奈「ははっくすぐったいよぉ、ほらドーナッツ持ってきたから食べながらのんびりしようよ」

葉隠「いつもサンキューな!」

朝日奈「.........あれ?」

葉隠「どうした?」

朝日奈「......」ジー

葉隠「なんか、ついてるか?」


朝日奈「康比呂...声、高くなった?」


葉隠「」

朝日奈「いやっあのね、すごく高くなったわけじゃないんだけど声が低い女性ぐらいになったかな?って感じ」

葉隠「あ...あ」

朝日奈「なんか変な薬でも飲んだの?」

葉隠「い、いや...」

朝日奈「喉仏が潰れちゃったとか、なわけないよね...」

葉隠「はは...そりゃ、さすがに...」

首なで

朝日奈「!?」

葉隠「な、なんだその顔は」

朝日奈「...喉仏なくなってるよ!?喉仏ってハタチになるとなくなるものなの!!?」

葉隠「そそ、そんなわけねぇべ!奥の方に入ってるかもしれないっ!!」

朝日奈「探してみる...」グイグイ

葉隠「ガハッや、優しく触ってぇ」

朝日奈「ごめんごめん...やっぱないよぉ」なで

葉隠「............嫌だ」

朝日奈「え?」

葉隠「嫌だ嫌だ」

葉隠「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!」

朝日奈「ど、どうしたの!?落ち着いて!」

葉隠「葵っち助けてぇぇ...」じわぁぁ

朝日奈「なにがあったの、ゆっくり話して、ね?」

話しました

朝日奈「撫で肩になってきて腰もくびれが出来て、更に胸も膨らんできた。挙げ句の果てに声まで女性寄りになっちゃった、要するに明らかに体が女性化してきてるって事だね」

葉隠「そう、だべ...嘘じゃないべ!」

朝日奈「信じてるから安心して、肩や腰はごまかせてるけど確かに...胸が大きいね。声もいつもと比べたら高いし」

葉隠「(マジで明日にはTNKがなくなってたら...紳士のシンボルマークがぁぁ)」

朝日奈「実際に女性化ってあるのかな」

葉隠「SFマンガじゃあるまいし...うぅ」じわぁぁ

朝日奈「あ、安心して!例え康比呂が女の子になったとしても...大好きだから」

葉隠「あ、あぁ...葵っちぃぃぃぃ!」ぶわぁぁっ

朝日奈「よしよし...」

朝日奈「(モノクマのせいかな、イタズラがどんどん達が悪くなってるよ)」

葉隠「(まさか...さっきオナニーしたら女性ホルモンが分泌されて、女性化が進んじゃったのか...?)」

朝日奈「うーん、いつもの服じゃ胸が大きいのわかっちゃうし...ブラした方が良いかな」

葉隠「ぶ、ぶ、ぶらじゃー!!?」

朝日奈「しないとヤバイサイズだよ、透けちゃうし。私のでよければ貸すからさ」

葉隠「あ、あぁ頼むべ...(葵っちのって、だいぶ大きいのじゃ...)」かぁぁぁ

葉隠「(てか、今の俺ってFTNR状態なんだよな...)」

朝日奈「今から持ってくるからつけてみようっか」

葉隠「き、胸囲とか大丈夫か!?」

朝日奈「スポブラでフリーサイズだから大丈夫!」

葉隠「あ、さすがに俺はスポブラなんだな...」

モノクマ「朝です!」

不二咲「牛乳は美味しいなぁ」

大和田「たくさん食って、飲んで、たくましくなれよー」

不二咲「うん!」

キャイキャイ

桑田「あの二人は仲良いよなー」

石丸「仲が良いのは良い事だ、僕達ももっと仲良くなろうではないか」

桑田「勃った」

石丸「ん?なにが立ったのだ?」

朝日奈「あ、二人ともー」

桑田「どした?」

朝日奈「葉隠見てない?朝から部屋にもいなくてさ」

石丸「葉隠くんが、心配だな」

桑田「なんか体が女になったって嘆いてたし、それがなんか関係してるのか?」

朝日奈「...それが昨日新たに」

石丸「喉仏がなくなっていた!?」

桑田「え、喉仏ってハタチになると消えるん?」

石丸「いやいやそれはありえないぞ」

朝日奈「(私と同じ事言ってる...)それで声もいつもと比べたら高くなっちゃって」

桑田「ガチでヤバくねーかそれ...」

朝日奈「うん......だいぶ精神的にやられちゃってるみたいだし」

石丸「葉隠くん...まさかまたなにかが」



桑田「本当に部屋にはいないんだな?」

朝日奈「鍵が空いてて部屋にいなかったし、今もそのままだからいないはず...」

石丸「葉隠くんが行く所と言ったら食堂か...大浴場か」

桑田「朝からずっと風呂に入ってんのか?」

朝日奈「まさかそんな......あっ!」

石丸「い、いたぞ!」

桑田「俺に任せろっ」ダッ

石丸「葉隠くん一体どこへ...」


桑田「葉隠ぇー!!」タッタッタ

葉隠「もぎ!?く、桑田っち!!?」

桑田「(マジだ...声高くなってやがる)朝からどこにいたんだよ、朝日奈が心配してたぞ」

葉隠「あ...いや、その」

朝日奈「葉隠ーどうしたの!?」

石丸「朝から部屋にいないと聞いて、なにをしていたのだ?」

葉隠「その......モノクマに呼ばれて」

朝日奈「モノクマのやつ、私の葉隠になにしてくれたんだろ!」

桑田「この女性化もモノクマのせいなんだろ?早くぶっ倒そうぜ」

石丸「待つのだ二人とも、葉隠くんの話を聞いてあげようではないか」

桑田「...そうだな」

葉隠「......」

朝日奈「なにを、言われたの?」

葉隠「...女性化」

石丸「(声が高い...)」

葉隠「女性化は、モノクマもマジで理由がわからんらしい」

桑田「は、はぁ?」

朝日奈「じゃあどうやって」

葉隠「いやあいつのせいではあるんだけど、俺がこうなった理由はわからないって」

石丸「まさか体が女性になるとは知らずになにかしでかした、と言う事か。なにをされたのだ?」

葉隠「...なんらかの手違いで俺の学生手帳の性別が女になっていたらしいんだ」

朝日奈「通信簿に書いてあるやつだよね、なんでモノクマは性別を変えたりしたんだろ」

桑田「多分それが理由だな、どんな原理かはよくわからんけどとりあえず間違いを直してもらえりゃあ元に戻るんじゃねーか?」

石丸「確かに...!」

葉隠「俺もそう言ったけどモノクマが面白いって直してくれねぇべ!」

朝日奈「もうなんなのあいつ、葉隠を弄んで。本当に最低!!」

桑田「あいつがこのお遊びに飽きるまで待つしかないって事か...」

葉隠「だべぇぇぇそんなぁ!」

石丸「しかし治る方法がわかったのだ、少しの間の辛抱だ」

朝日奈「そうだね...変になにかするより大人しく待って治した方が後々安心だし」

桑田「ま、細工が大変だろうが頑張れよ」

葉隠「うぅ...わかったぁ」裾ギュッ

石丸「(自然と動きも女性らしくなってきているな)」

桑田「(昨日よりおっぱいが大きくなってるしな)」

朝日奈「(でも...こんな康比呂もかわいいよ)」


葉隠「...オナニーなんかしなきゃ、良かったべ......」体育座り

葉隠「早く戻りたいなぁ、モノクマのやつどうしたら早く戻す気に...」

ピクッ

葉隠「今、なんか漏れたような」サワサワ

葉隠「遺精でもしたか?ならまだ男の可能性も!?」ガサガサ

パサ

葉隠「」

葉隠「......なに、コレ」

葉隠「なんだこれぇぇぇぇぇぇ!!?」



石丸「どうした、落ち着くんだ!」

葉隠「グスッグスッ...俺、死んじまうぅ」ボロボロ

桑田「なにがあったんだよ、落ち着いて話せって」

葉隠「うっ...グスッ、さっき」ボロボロ

石丸「あぁ」



葉隠「下半身から血が出てきたぁ...」



石丸「」

桑田「血!?それマジでヤバくねぇか!」

葉隠「やっぱそうだよな...うぇぇっ朝日奈っちも今プールに行っちゃってるから聞けないし、パンツはどんどん血まみれになってくし、なんかちょっと吐き気するし下腹部がズキズキするし...俺死んじゃうんだぁぁ!! 」

桑田「お、落ち着けって!」

石丸「......それって」

葉隠「う...ヒグ、石丸っち...なんか、わかった、んか?」ボロボロ

石丸「あ、あれじゃないか?



女の子の、日...」

桑田「女の子の日?」

葉隠「なんだぁそれ...」グスン

石丸「いや、その」

桑田「なにそれ、いいんちょ知ってる?」

石丸「そ、そんなにプレッシャーをかけないでくれぇ!」

桑田「...アポ?」

葉隠「女の子の日って...なんだべ?」

石丸「え、えっとー.........生理、ってやつ、では」かぁぁぁ

葉隠「せーり?」

桑田「せーりとか言う病気だってよ、葉隠!どうすんだよ!?」

葉隠「下半身から血が出る病気なんて、せーり怖いべ!!」

石丸「君たちは、小学校の頃に保体の授業で勉強しなかったのか?」

桑田「せーりを?」

石丸「その...女の子が思春期に入る頃から始まる、なんて言うか、子どもがつくれる体になっていく大切な時期...と言うか」ウズウズ

葉隠「そんなの初めて聞いた...って事は」

桑田「葉隠は子どもができる体になっちまったって事か!?」

葉隠「せーり怖いべぇぇぇ!!」

桑田「下半身から血出るんだぜ!?」

葉隠「もぎとぉぉぉっ!!」

石丸「で、でも女性なら誰でもある事だと聞いた事あるぞ?」

葉隠「俺は男だべ!」

桑田「じゃあ男の葉隠はTNKから血が出たんか?」

石丸「いやそれはさすがに...」

桑田「ならどっから出たんだ?」

石丸「え」

葉隠「TNK...からは出てなかったような」

石丸「それは、下半身から」

桑田「下半身ってどっから?」

石丸「うぅぅぅぅ...」かぁぁぁ

葉隠「(TNKから出てないと言う事は、マジでどっから出たんだ?)」

石丸「......お股、から?」かぁぁぁ

桑田「はいよく出来ましたー」

石丸「君たちは勉強不足だぁぁっ!」

桑田「悪ぃ悪ぃ、さすがに生理ぐらい俺でも知ってたわ(性教育で照れてる清多夏頂きましたぁぁっ!)」

葉隠「.........?」素でわかってない


朝日奈「これで良いかな」

葉隠「わ、悪ぃな」ガサガサ

葉隠「なんか、パンパースみたいだべ...」

朝日奈「まさか生理まで来ちゃうなんて、もう今の葉隠は完全に女の子だよ」

葉隠「そんなぁ...どうしよどうしよどうしよぉぉぉ...」ウルウル

朝日奈「モノクマのやつ、早く治してくれないかなぁ...葉隠がかわいそうだよ」

葉隠「うぅ...」

朝日奈「もし、今葉隠が桑田とかとエッチな事したら葉隠に子どもができるよ」

葉隠「こ、怖いべぇぇぇ!」

朝日奈「だからしばらく生理が終わるまではジッとしてるんだよー?」

葉隠「ん...(今どういう意味で俺と桑田っちをかけたんだ?)」グスン

朝日奈「どんな姿でも......康比呂は康比呂だから」ギュッ

葉隠「...葵っちぃ...」

朝日奈「(かわいい、かわいいよ。かわいすぎるよ、康比呂)」

葉隠「...葵っち?」

朝日奈「もーう我慢出来ないなぁ」

ドサッ

葉隠「もぎ?」

朝日奈「シャワールーム、行こうっか」

葉隠「え?え?」

朝日奈「良い事してあげるよ...」

葉隠「(...なんか、ヤバい?)」

シャワー

葉隠「なに、なにすんだぁ!?」

朝日奈「康比呂がいつも私にしてくれてる事だよ」

葉隠「な、な、なんだべ?」

朝日奈「ふふ...すごくキモチイイ事だよ、力抜いててね」

朝日奈「アレはついてるのに生理になってるって、これだとFTNRだね」

葉隠「あんまし...見ないでぇ」かぁぁぁ

朝日奈「そういう割りには脚広げたままにしてくれるんだね、かわいいよ」

葉隠「うぅ...」

朝日奈「血出てるし孔はここだね、ついてるのに女の子の方もついてるんだ。すごいよ」

葉隠「これは勝手になっちゃってぇ...」

朝日奈「だからこそ純粋でかわいいよ」

ヌチ

葉隠「んっ!?」ビクッ

朝日奈「康比呂はいっつもさ」ヌチヌチ

葉隠「あっやっな、なにこ、ひゃあっ!?」ビクビク

朝日奈「こうやって私をめちゃくちゃにしてるんだよ」ヌチュ、ヌチ

葉隠「あっあぁっふぁっ」ビクビク

朝日奈「こっちもやってあげるね」キュッヌチ、ヌチ

葉隠「ふあぁっ!?」ビクッ

朝日奈「両方をいじってもらえるなんて絶対に体験出来ないよ、どう?どう!?」ヌチヌチ、シュッシュッ

葉隠「やや、やぁっ!めぇっあぁっ!!」ビクビク

朝日奈「シャワー浴びててもわかるぐらいよだれ流しながら喘いで、すごく良い表情だよ」シュッヌチュ

葉隠「ふあぁ、んあぁっうぅっ」ビクビク

朝日奈「康比呂、大好き」

チュッ

葉隠「んん!」ビク

朝日奈「康比呂、康比呂...」レロ、チパ

葉隠「はぁ、ふ...うぅん」ビクビク

朝日奈「...はっ、私夢だったの。いつも康比呂が頑張ってくれるから私が康比呂をヨくしてあげれたらって」ヌチヌチ、シュッシュッ

葉隠「はぁっあぅぁ...っ」ビクビク

朝日奈「だから今日、最高にキモチヨくさせてあげる」シュッシュッシュッ

葉隠「あ、あぁっうあぁぁぁ」ガクガク

朝日奈「康比呂にも、この思いを」ヌチ、チュク

葉隠「もぉ、やっら、め...っ!やぁっあぁっ!!」フルフル

朝日奈「キスで一気にボルテージ上がったかな?いつでもイって良いよ!」ヌチヌチ、シュッシュッ

葉隠「んぁあっあ、葵っちぃぃぃ!!」ぎゅううガクブル

朝日奈「頑張れ!」シュッシュッ、ヌチュ

葉隠「あぁああっ!ふあぁああぁあっ!!」ビクッビクンッ

朝日奈「イった...?」

葉隠「はぁっはぁっ、ん」ビクビク

朝日奈「イった、ね。すごい、どっちも液が出てるよ。血も出てきちゃったね」ヌチャ

葉隠「あ、葵っちぃ...」

朝日奈「どうだった?私のは」

葉隠「すげぇ...良かった、べ」

朝日奈「本当?私、康比呂を満足させれたんだね!?」

葉隠「大満足さ、ありがとうな」なで

朝日奈「良いの、私も嬉しいからさ」

葉隠「葵っち大好き!」

朝日奈「ふふっ私も」



朝日奈「でね、夜にはスパッツも履かないと血が漏れ出しちゃうかもしれないの」わしゃわしゃ

葉隠「じゃあでかいパンパースをつけてスパッツはいて寝れば良いんだな?めんどうだなぁ...」ごしごし

朝日奈「女の子の大変さがわかったでしょー」わしゃ

葉隠「胸も大変だし、せーりってやつもやっかいだし...お疲れ様だべ」ザバー

朝日奈「わかったならよろしい、狭いからそろそろ私出るね」ガチャ

葉隠「あ、待って...」

朝日奈「ん?」

葉隠「せーりの時って、洗っても大丈夫...なんか?」

朝日奈「水で流すから大丈夫だよ。なんか小学校高学年の女の子みたい」

葉隠「そ、そんな事ねぇべ!」

朝日奈「ふふっじゃあ私体拭いてるから、浴び終わったら呼んでね」

ガチャン

葉隠「ふぅ......葵っちにヤってもらえて、幸せ」

葉隠「でも孔が出来たなんて、孔っていつもヤる時に葵っちのナカに挿れる所だよなぁ。俺にもその孔が...どこにあるんだ?」

葉隠「タマの裏に...?あ、あるある」ヌチヌチ

葉隠「......はぁぁ、いつになったら戻るんだろ...葵っちにヤってもらえるのも嬉しいけど、早く俺もヤってあげたいなぁ」


朝日奈「康比呂......」


モノクマ「朝迎えすぎ!」

大和田「で、生理まで来ちまったって事か。大変だな」

葉隠「はぁ...夜出血が気になって何回もトイレで起きたべ」

桑田「うっす」

葉隠「あー桑田っちぃぃ助けてぇ」ぎゅう

桑田「よしよし...まだ治ってないっぽいな」

大和田「声は高くなってるし女子日まで来てるし、なかなかにマジな感じだよな」

桑田「なんならもう女になっちゃえばー?」

葉隠「それは嫌だ!!」

大和田「モノクマはまだ電子手帳を直さないのか?なら俺達で操ってる場所探して直そうぜ」

葉隠「で、でもそんな事したら体罰が...」

大和田「......あーそっか」

桑田「なんか良い方法は...」

モノクマ「うぷぷぷ久しぶり!」

大和田「あ、てめぇやっと面出したな!?早く葉隠を戻してやれやぁ!」

桑田「そうだそうだ、お前のイタズラは達が悪すぎんだよ」

モノクマ「んー今回のはイタズラじゃなくて手違いなんだけどなぁ...まぁでも面白いからどうしよっかなー」

葉隠「おおっ面白なんかねぇべ!」服の裾ギュッ

モノクマ「おー今の行動まさに女の子だねぇうぷぷ!」

桑田「てっめ!いい加減にしろよ!?」ガシッ

葉隠「!?」

大和田「ちょ、待て桑田っ」

葉隠「そ、そんな事したら体罰が...」あせあせ

モノクマ「学園長への暴力は校則違反です!助けてグングニルの槍ぃぃ!」

桑田「しまった!」

大和田「!桑田離れろ!!」


葉隠「(左だ!左に避けるべ!)」

桑田「(左!?)」

シュッズドン

大和田「あ、危ねぇ...あんなのが刺さってたら」さぁぁぁ

葉隠「(桑田っち、次は後ろから来るからしゃがめ!)」

桑田「(う、後ろ!?)」

モノクマ「もう一回行くよぉ!」

シュッズドン

モノクマ「...避けるなんてなかなかやるね、さすが超高校級の野球選手」

大和田「お前そんなに運動神経良かったんか、すげぇ」

桑田「いや、今のは...」

葉隠「(桑田っち、聞こえるか?俺本気を出したら心で話せるようになったべ)」

桑田「(マジか...最強だなそれ)」

モノクマ「ふぅ......僕もそんなに動ける歳じゃあないんでね。よっこらしょ、今度また僕に暴力を振るったらもっとグレートな体罰をするから気をつけてよね」

大和田「ま、待てや葉隠は...!」

モノクマ「まだまだそのままでいてもらおうかなぁ、一層の事誰かが孕ませるまでね...うぷぷ!」

桑田「行っちまった...」

葉隠「どうしよ、俺...もう男に戻れんのかな」

大和田「そう気を落とすなって、俺達がぜってー治してみせる!」

桑田「おぉよやってやるさ」

葉隠「...みんなぁ」じわぁぁ

桑田「あーだから泣くなって!な?」



石丸「心を通じて話せる...?」

桑田「俺が体罰で殺されそうになった時に葉隠が急いで槍がどの方向から出てくるか占って教えてくれたんだよ、本気を出したら覚醒したらしい」

石丸「ふむ、さすが占い師。透視だけでなく心まで読めるようになるとは」

桑田「でも結局手帳は直してもらえなかったんだよなぁ......能天気な葉隠もさすがに精神的にやられ始めてるし」

石丸「.........一つ、提案がある」

桑田「えっなになに!?」

石丸「モノクマは葉隠くんの女性化が面白いからそのままにしているのだろう?ならまた新たに興味深い事を見つけたら直してくれるのではないだろうか」

桑田「なるほど...飽きさせるのが難しいなら違う物で気を引かせるってわけか。ワンチャンあるかもな」

石丸「そこでだな、


僕がコスプレに目覚めた、と言う設定で行こうかと」

桑田「」

石丸「だ、だってモノクマ...そういうの好きだろう?ならそれが一番早いかと...」

桑田「ナースか?巫女か?」

石丸「とぅえ?」

桑田「それかゴスロリか!?セレスから借りてくるか!!?」

石丸「まま、待ってくれなんでそんなやる気満々なのだ!」

桑田「葉隠を助けるためだよなぁ...?」

石丸「それはそうだが好きでやるわけではなくて」

桑田「よしっ山田から魔法少女の服借りてくる!!」ダッ

石丸「あぁ桑田くん!?」

石丸「......大丈夫だろうか」

葉隠「今桑田っちがダッシュでどっか行ったけどどうしたんだ?」

石丸「あぁいやちょっと...」

朝日奈「あれー石丸もいるじゃん、あんたの分もお茶淹れるよ」

石丸「あぁありがとう...」

葉隠「石丸っちぃぃ」

石丸「ん?」

ガシッ
ふにゅ

石丸「!!?」かぁぁぁ

葉隠「俺さー、何カップ?」

石丸「あ、わ、悪いぃぃ!」

葉隠「いやいや俺が触らせたんだよ、そう焦るなって」

石丸「うぅいや、でも...」

葉隠「はぁ......照れるって事は石丸っちももう俺を女と見てるんだな、うぅ」

石丸「そっそういうわけでは!」

葉隠「ひどいべ.........グスッ」

石丸「悪い!悪かったから!」

葉隠「......なんてな、もう吹っ切れたべ」にぱ

石丸「そ、そうか...?無理してないか?」

葉隠「無理なんか、してねぇべ...」

石丸「(絶対しているな...)」

朝日奈「ごめんね、葉隠今は精神的に病んじゃってるからさ」コン

石丸「む、悪いな。これは誰でも病むだろう、朝日奈くんが癒してあげると良い」

朝日奈「うん......早く治してあげたいよ」なで

葉隠「......」

朝日奈「みんなでお話でもしようっか。さくらちゃん呼んでくるよ」ガタッ

石丸「それも良いな、頼む」

葉隠「(石丸っち)」

石丸「!」ビクッ

葉隠「(無理しなくて、良いんだぞ)」

石丸「(どういう意味だ...?)」

葉隠「(俺のために自分を犠牲にしようとする気が...石丸っちから感じた)」

石丸「!?」

葉隠「それは、ばれたって顔だな」

石丸「いやその...」

葉隠「そりゃあ俺も早く治したいし朝日奈っちも安心させたい、でも石丸っちが犠牲になるのはおかしいべ」

石丸「...」

葉隠「どんな理由で自分を犠牲にしようとしたのかはわからんが...そんな事しちゃ」

石丸「それは違うぞ!」

葉隠「...もぎ?」

石丸「確かに自分を犠牲にするのは怖い、しかし大切な友人が悩んでいるのに放っておけるわけないだろう?」

石丸「自分を犠牲にしてでも助けたいぐらい葉隠くんは大切な友人、仲間だ!葉隠くんも朝日奈くんが病むぐらい悩んでいたらそう思うだろう!?」

葉隠「...まぁ、そうだけど」

石丸「それが嫌だって人も中にはいるだろうが、僕はそれでも助けたいんだ。葉隠くんを助けたい!」

葉隠「石丸っち......うぅ」じわぁぁ

石丸「はは、占い師にはなにを考えていてもばれてしまうな...敵わない」

葉隠「い、い...石丸っちぃぃぃ!!」ぎゅうう

石丸「よしよし、僕に任せるのだ」

葉隠「石丸っちは...グッ、こんなに気持ちが弱くてクズな人間にも、ヒック...すごく優しくしてくれて」

葉隠「もう、石丸っちッヒ、大好き...」

石丸「僕も葉隠くんが、大好きだ」


朝日奈「本当にあの四人組は仲が良いね...」

大神「朝日奈とはまた違う友情が彼らにはあるのだろう」

朝日奈「私とさくらちゃんみたいだね」

大神「むぅ」

朝日奈「(康比呂...今までよく我慢してたよ)」

朝日奈「(でも私は、男でも女でも...康比呂が大好きだよ)」

大神「もなか四ぶんこ」

朝日奈「それなら四分割できるね!」

大神「むぅ」


苗木「最近葉隠くんを見かけなくなったけどどうしたんだろ」

十神「あんなやつどうでも良いだろう、クズが一人いなくなっただけだ。過ごしやすくなって良いじゃないか」

苗木「そ、それは違うよ...葉隠くんも大切な」


石丸「一人ぼっちなんかじゃ、ないわよ」


苗木「」

十神「」

石丸「私?私は魔法少女、みんなを蝕んで行く魔女と戦っているの」

苗木「石丸、くん...?」

石丸「それは普段の姿、今は魔法少女だから名前なんてないわ」

十神「ついに頭沸いたか...」

石丸「それより十神くん、さっき葉隠くんの悪口を言っていたわよね」

十神「な、なんだ近づくな気持ち悪い」

石丸「人はみんな、悩みを抱えて生きているの。みんな必死に今を生きているのよ、なのにあなたは、悪口なんて」

十神「悪口なんか言ってなんかいない、事実を言ったまでだ」

苗木「あ、あのー...」

石丸「そんな悪い子にはお仕置きが必要ね」ジャキ

十神「なんだそのでかい銃は」

苗木「こ、殺し合いはダメだよ!?」


石丸「ティ●・フィナーレ!!」キュルーン


タッタッタ

苗木「」ポカーン

十神「」ポケー

苗木「石丸、くん...なんで」

十神「地獄を見た気がする」



不二咲「い、石丸くん!?」

石丸「私は石丸じゃないわ、清多夏でもない。魔法少女よ」カチャ

不二咲「え...でも」

石丸「今は魔女狩りで疲れたから紅茶を飲んで休んでいるの、ケーキもあったら完璧だったのだけど」

石丸「ケホッケホッ...」

不二咲「(これが、完璧なコスプレ!すごいなぁ綺麗だなぁ)」

桑田「●ミさーん!」

石丸「んもう●ミじゃなくて、名もなき魔法少女よ!今休んでるのだからゆっくりさせて」

桑田「かわいいなぁ●ミさん●ミさん......清多夏」ボソ

石丸「や、やぁ違ぁ!!」ポコん

桑田「ちょ痛!マスケット銃で叩くなって!」

不二咲「(このやり取り...素晴らしいよぉ、山田くんに報告だよ!)」タッタッタ

桑田「あ、不二咲行っちゃった...」

石丸「まさか●環の理に導かれて、それは大変!」

桑田「違う違う!不二咲は一般人!!」

石丸「あ、そっか」

葉隠「」

桑田「なぁー大和田とか言う魔女が出たから倒してくんない?」

石丸「兄だ、コホン...大和田くんは魔女なんかじゃないわ。仲間よ」

桑田「魔女じゃなかったんだ...」

大和田「だーれが魔女だって?」

桑田「すみませんでした」

石丸「大和田くん、桑田くんの発言はよろしくなかったけど暴力はいけないわ」

大和田「あ、はい...」キュン


葉隠「(なんで、なんで石丸っちが巴マ●のコスプレしてなりきってるんだ)」

葉隠「(これか自分を犠牲にするって......普段はやらないコスプレをして、モノクマを惹きつけるって)」

モノクマ「葉隠くん、いや葉隠さん」

葉隠「び、びっくりした...」

モノクマ「君は本当に幸せ者だね、先生は悔しいです」

葉隠「どういう事だ?」

モノクマ「みんな、あのいつメンも彼女の朝日奈さんも葉隠さんを治したいって必死になって。石丸くんなんか慣れないコスプレで僕を惹きつけるなんて」

モノクマ「君は本当に、幸せ者だよ。僕的には絶望的だけど」

モノクマ「でも今から君は女性化と言う絶望から解放されるよ」

葉隠「!」

モノクマ「その代わりに......石丸くん、うぷぷ」

葉隠「なんでこうなるんだよ...おかしいだろ、なんで...石丸っちが」

モノクマ「今更後悔しても遅いよ、僕はもう今から石丸くんを絶望に陥れるって決めたからね。今までの君みたいに、ね」

モノクマ「良かったじゃないか、もう胸もなくなるし生理も止まるよ。朝日奈さんともちゃんとエッチできるし」

葉隠「............」


モノクマ「やぁ僕はモノクマ!」

大和田「やぁ、じゃねーよ!てめぇは散々人に悪ふざけしてよぉ!!」

石丸「大和田くん暴力はいけないわ、私が彼を止めるから」

大和田「お、あぁ...」

桑田「(学園生活ってこんなに残酷なものなんか?)」

葉隠「(いや違う。もっと楽しくて、もっと青春して)」

大和田「(こんなに絶望に満ちた生活、学園生活でもなんでもねぇ)」

モノクマ「なにかと引き換えに君に一つだけ願い事を叶えてあげるよ、ラッキーだなぁ君は!あっでもテストで百点取りたいとか、料理が上手くなりたい、とかそういうあんまり影響ない願いはお断りだからねっ」

葉隠「(石丸っち、ごめんな。俺なんかのために、でも言ってたよな)」

桑田「(仲間のためなら自分を犠牲にしてでも助けたいって)」

石丸「そんなような事じゃない、私の願いは」

大和田「(俺達はずっと、ずっと仲間さ。いつメンだって)」


桑田「どんな清多夏でも、俺は清多夏が大好きだ」


石丸「葉隠くんを男に戻す代わりに、みんなの正義の味方魔法少女(コスプレイヤー)でい続けたい!!」

絶望性:ヒーロー治療薬流れておしまい。


おまけイズム

朝日奈「康比呂ー康比呂ー」ぎゅうぎゅう

葉隠「へへっ葵っちは本当にかわいいなぁ」

朝日奈「でーも、私はどうなろうと康比呂の事が大好きだから!」

葉隠「葵っち...くあぁ幸せっ」

朝日奈「(正直、生理で戸惑ってた康比呂もかわいかったし...)」

葉隠「葵っちは世界一だべ!」ぎゅう

朝日奈「ふふ、裸で抱き合うとくすぐったいね」



桑田「いいんちょー」

石丸「なにかしら」

桑田「口調まで戻らんくなった?」

石丸「そうなのよ、ウィッグも取れなくなっちゃったし服はこれ以外すり替えられてないし、まぁ魔法少女(コスプレイヤー)だから気にしないけど」

桑田「でもこんないいんちょも大好き!!」

石丸「ふふ、やめなさいよ」

石丸「(まぁ...いつかは戻るのだし良いっか)」


モノクマ「女装は良いね、ウキウキするよ。でもなんで石丸くんは絶望してないんだろ、悔しいなぁ」

大和田「それはなぁ、兄貴が俺達の事を信じてるからさ」

モノクマ「は?どういう意味?」

大和田「お前は知らんで良い」

モノクマ「冷たいなぁ」

大和田「(しっかしなぁ...兄貴へのトキメキが止まらんくておっ勃ったままなんだ。諦めたはずなのに、俺が色んな意味で絶望しそうだ)」

セレス「石丸くん...」

大和田「!?」

モノクマ「びっくりしたぁ、セレスさんも覗き?」

セレス「どんな姿でも素敵ですわ...」うっとり

大和田「(......まさかセレスも兄貴を)」

セレス「大和田くん?」ニッコリ

大和田「あ、あ?なんだ...?」

セレス「石丸くんは、渡しませんから」

大和田「え、あ...(んな事言われたら諦めかけてたのに燃えてくるじゃねーかぁぁぁ!!)」

モノクマ「ちょっとー葉隠くん呼んで透視してー」

おしまい。

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あきゅろす。
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