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小説 フェアリー隊
19

「襲撃されたんだよ…
  スワロウの連中に」
「そんな…」
「おかげで空中空母に緊急退避
さらにわけのわからん不明機が現れる始末…」
「不明機?どんな?」
「黒い無人機みたいな…よくわかってないんだ
ヴァンシーも一度襲われたしな
軍部には報告したから、調査はすぐ開始されるだろう」
「そうなの…」
「っで、話は戻して…4つ目がダリスに行ったってわけだ
開発部があるあそこは一つの要だ」
「なるほどね…」
「まぁ、ダリスはフレイが一番知ってるだろうし、心配はいらないだろう」
「あの…ノンさん
いえ、重盛大佐お願いがあります」
「はい、なんでしょう?」
「私をフレイの隊へ配属してください」
「ん、別にいいよ」
「ありがとうございます…ってそんなあっさり?!」
「この隊での人事移動は自由だからね〜
まぁ、志願したら大体そこに行けるよ」
「…………………」
「ただ…もうしばらくこっちに居てくれない?
俺の機体のオーバーホール、
ダリスでやるからそんとき一緒に…な?」
「私もわがまま言ったしそのくらい、いいわよ」
「サンキュー
さて、お茶が冷めちまう
飲みながら後はゆっくり喋ろう…」



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