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小説 フェアリー隊


 ヘルムート・ワルサー・リョウスケ視点

「えぇ〜っと…」
「ほら隊長、しっかり」

時は2000時
場所は首都管区防空指令部のアドラー隊専用ブリーフィングルーム

僕、ヘルムート・ワルサー・リョウスケは椅子に立たされて居た

「あはは…ありがとう

   みんな、改めて
アドラー隊 隊長を勤めますリョウスケです
   よろしく!!」

そう、就任挨拶のため

「こちらこそです」

ルキ・スティンはテンション高めに答える

「おう、よろしく!」

片手をあげ答えるトマホークことトム

「よろしくな!」

半分、ネジでも飛んでるような
パーティーの時との変わり様のウォルト

「また皆と飛べることになってよかったよ」
「本当だね
皆バラバラに配属されるんだと思ってた」

まったくだ
あの総隊長、大丈夫なんだろうか?
そう言えば、たしかこの時間…

「ほら窓を見て!
あの空中空母が上がていく!」

やっぱりワイバーンの離陸時刻だったか…

「さて…軽く弾けますか!」
『おぉ!』



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