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小説 フェアリー隊


こうして各地にばらけていくこととなった各隊…
しかし、具体的に命令を受けてない隊が2つ…

「さて…シルフに、アヴェンジャー?」
「はい」「ん」
「とりあえずヴァンシーに上がるぞ。
今日の2000時発、搭乗員は1時間前に此所に集合だ」
『了解。』
「アヴェンジャーは解散。シルフには少し話がある。」
「了解。それじゃ、お先〜」

(相変わらず、無駄に元気だな)
伊波を見ながらそう思う。

「さて…改めて
シルフ隊、隊長を勤めさせていただく重盛大佐だ。
敬礼はしなくてよし!」



「それで、なんだが
君達3人には上に上がってから、訓練を受けてもらうことになる。
それに、出撃機はF/A-18Eになるだろうな
それに母艦はワイバーンになるから…」
「ワイバーンって後ろのでかいヤツか?」
「そうだ。
見ての通りデカイが着艦口は30mぐらい
適確に侵入しないと落ちるぞ
左右の余裕は5mぐらいしかないかもしれない。
俺は慣れてるから難しいとは思わないけど…」
「う〜ん…」
「後、向かい風がキツいぞ。
なんせ筒を抜けてくるからな」
「マジかよ…」
「まぁ、航行可能速度で突っ込んでも
フックが引っ掛かれば止まるから、安心しろ
多目的フック、普通のやつより一回り大きいんだ」
「へぇ…」
「しばらくはアプローチ時にワイバーンも最低速度で航行するようにするよ」



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あきゅろす。
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