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小説 フェアリー隊


「はじめまして」

不意に声をかけられた
振り返ると女性隊員だった

「あぁ…えっと…」
「江口 沙織
第7航空団所属
第11戦闘飛行隊の2番機パイロット
階級は少尉」

隣にいる由貴からサラリと説明が入れられる

「ありがとう
 初めまして、江口少尉」

ラフに敬礼。
一応、まだパーティー真っ最中だからな

「ほぅ〜」

意味深に近づいて来るやつが1人…いや2人だ

「同じく第7航空団所属隊員です。
右が堀田サトシ
左が片霧晃助
両少尉」

「どういう意味かね?」
「お初にお目にかかります、総隊長殿」

敬礼する2人

「それで?」
「いえ、深い意味は…」
「うむ」
「ところでその方は?」
「あぁ、秘書兼フライトオフィサーの一ノ瀬 由貴
階級は一応、最先任曹長」
「初めまして」

敬礼ではなくお辞儀
まぁ、深い意味はないのかも知れないが

「さて、詳しい事は明日にでも通達するよ」
「ッは!」

─敬礼
俺はまた歩み始めた


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あきゅろす。
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