[携帯モード] [URL送信]

小説 フェアリー隊


首都 メイナードホテル
 ─パーティー会場─

驚くことにパーティー会場は自分達が宿泊しているホテルだった

「君達がここで宿泊しているとは…」
「まぁ、コネがありまして…」

苦笑いで答える

会場には豪華な料理が立ち並んでいた
自由に食事をしていいとのことで食べていると…………

『えぇ〜先の人事発表、報告忘れがありました。
重盛優友中佐及び
フレイ・ジャックハート、
ヘルムート・ワルサー・リョウスケ、両大尉は一階級昇進する。』

「おめでとうございます、大佐」

由貴がそう告げる

「ありがとう」

新隊員の顔でも眺めようと俺は歩み始めた

「よう、相棒!」
「フレイか久しぶりだな
大戦以来だな…」
「お初にお目にかかります。総隊長」

見慣れぬ顔の青年がそう言った

「あぁ、ノンは知らなかったな、紹介しよう。
第8航空師団所属第23戦闘航空隊 隊長ヘルムート・ワルサー・リョウスケだ。
長いから大体のやつはリョウスケって呼んでる」
「よろしく、リョウスケ。
 ってかノンはやめろ!」
「えぇ〜」
「オフの時だけにしろ!
 上官命令だ」
「了解〜」

かる〜く無視されたような気がする…

「さて、他の奴等は…」

俺も無視してこの場を後にする

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!