小説 フェアリー隊
3
そんなこんなで報告を済ませた俺達
気付けば時計は半周ほどしていた…
「隊長…いつまでやるんすか?」
「俺に聞くなよ…」
「お腹すいた…」
「もう少しだから、ね」
一人が喋ると誰かが喋る…
それを俺と由貴が永遠と答えている
……ガチャ
「君達には、また明日来てもらう。
以上、解散」
………………………
(あれだけ待たされてそれだけかい!)
危うく突っ込むところだった…
「さて、解散と言われた事だし…自由行動にしますか…」
「よし!んじゃまた後でなぁ〜」
さっきまでバテていたはずの伊波が突然明るくなり出ていく
「っあ…ちょっとまってよ〜」
…陵が続いて追いかけて行く
(相変わらずだな…)
そう思っていると各自、動き始めた
「とりあえず外に出るか」
「ですね」
「やっとだよ…」
俺に続いて由貴と麻衣が立ち上がる
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