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小説 フェアリー隊


『………………』

しばし、一同が沈黙する
そして…

「ごめん」
「ごめんなさい」
「申し訳ありません」

3人それぞれの言葉で同時に謝罪した

「っふ…なんで全員揃うんだよ」

笑いを堪えながら優友はそう言った

「そうですね」

由貴も笑いを堪えているようだ

「それだけ仲が良いってことだよね」

麻衣がそう言った
そんななか…

トゥルルル…

電話が鳴る

「まったく…誰だよ…」

そう呟きながら優友は電話を取った

「フェアリー隊長室」
『っあ、隊長 大統領よりお電話です』
「わかった回してくれ」
『重盛くん、君かね?』
「お久しぶりです大統領」
『そうでもないがな。さて今回の会議は如何程の議題かね?』
「はい。先日、我がフェアリー隊の本部、ウェイカー基地が爆撃されたのはご存知ですよね?」
『あぁ、詳しくはまだ聞いてないが耳にはしている』
「その襲ってきた敵がスワロウだったんです」
『スワロウ…あのスワロウかね?!』
「はい。敵の目的はどうあれ、我々は基地を失った以上
速やかにヴァンシーに移動しました」
『そのようだね。損害は?』
「基地の防衛兵器ぐらいでしょうか…
私が不在時に起こったことだったので」



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あきゅろす。
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