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小説 フェアリー隊


「ありがとう
 おかげで助かったよ」
『どうします?続けて射ちますか?』
「いや…大丈夫だ
これ以上勝手に撃たれても俺達に当たる」
『り、了解しました
すいません…
 ではまた……』

ピピピピ(警報音)
ロックオン

まずい

『隊長!』
「っち」

話してる暇はなかったな

「…やるか、由貴」
「はい!」
「サポート頼むぞ!」

やるしかない

「なぁ、由貴…さっき気付いたんだが…」
「こいつら…速度が早い…!」
「あぁ…安定してロックが出来ない」
「でしたら…」
「あぁ、レーダー頼むぞ!」

そう言うと俺はスロットルをMAXに叩き込む

自分の愛機じゃないだけ加速はいまいちだが…それでも…

「敵機1機、6時…後方より接近!」

 よし…もらった

スロットルを一気に下げてそれと同時に
右5℃上、左にロール…

すると…敵機が目と鼻の先!

今だ!!!

っドォーン

一発のAAMが敵機にクリーンヒット

だが、それ以外の機体も飛を吹いている

そう、この基地の最終兵器…
―対空レーザー砲―

「…各機大丈夫か?」
『はい』
「ドラゴンフライは?」
「ヴァンシーに帰還しました」
「よし…こちらスコール、フェアリー隊帰投する…」
『こちらヴァンシー了解しました。』



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あきゅろす。
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