小説 フェアリー隊
1
4月18日
今日は昨日、爆撃を受けたウェイカー基地へ武器、弾薬を取りに戻るというちょっとした大仕事だ
ブリーフィングルーム
「全員揃ったな?
よしそれじゃあ昨日話していたウェイカー基地からヴァンシーへ兵器、弾薬を持ち運ぶ作業に取りかかる」
「あの〜私は?」
恐る恐る麻衣が聞いてくる
まぁ、そうだろう
パイロットでもなく、また昨日配属されたばかりの麻衣がなぜここに居るのかは誰もが疑問に思うだろう
「ドラゴンフライに乗ってもらう」
「えぇ〜私、操縦できないよ〜」
「安心しろ、簡単な管制と操作をしてもらうだけだから」
「私にできるかなぁ…」
「由貴にも一緒に乗ってもらうから」
「大丈夫よ」
由貴が励ます
まぁ何かあっても大丈夫だろう
「さて俺達パイロットは実機…戦闘機を上げる」
「隊長、ヴァンシーに着艦できる機体は限られるのでは?」
「そういう機体はドラゴンフライで運ぶ
3つの隊に分けて作業してもらう
α隊 重盛、カーター、ベントン
β隊 一ノ瀬、鷺沢、伊波
γ隊 三上、陵、ブッカー
この割当てで問題ないな?」
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