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小説 フェアリー隊


「話を聞け!
俺は…」

『五月蝿い!』

レーダーロック、っと次の瞬間にはミサイルが放たれる。

「おい!」

スティックを倒し、急速回避。
右下に向かい加速する。

『一発と思うなよ?』

そのセリフと共に真上からもう一発ミサイルが飛んでくる。

「っく!」

今度は左旋回。
なお下へ逃げる。

低空すれすれで機首を持ち上げる。

ミサイルは海面に叩きつけられる。

『ほぅ、やりすごすか』

「当たり前だ!」

急上昇、中距離ミサイルで補足する。

「お返しだ!」

ミサイルが放たれる。

機体から放たれたミサイルは真っ直ぐ上へ上っていく。

『ふん、そんなもの…』

Su-37は少し加速すると、着弾寸前にクルピット。
ミサイルをヒラリと交わして見せる。

っと重盛は十分な高度に達し、相手をしっかりと捉えていた。

「さぁ、チェックメイトだ。
話を聞いてもらうぞ」

『…っく』

『ヴォルフ、そこまでよ。
話を聞きましょう。』

「やはり、舞だったか。」

戦いを制止したのはF-14Dに乗る 夜桜 舞 だった。

『楽しいのはわかるけどそこまでよ。』

『……………』

黙ってはいるが、唸り声のようなものが聞こえる。

『ごめんなさいね。
さて、話を聞きましょうか?』


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あきゅろす。
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