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小説 フェアリー隊


そろそろ長距離ミサイルが補足するという頃。

動きがあった。

「…?敵に動きが…」

「どうした?」

「これは?!」

レーダー上で敵が散開を始める。

「しまった!挟み撃ちか!」

「隊長、どうします?!」

増援を待ってる時間はない。

「ルキ、左側を。俺は右側へ回る。」

「はい!」

「絶対回避。ロックを掛けられたら迷わずにげろよ。」

「了解です。」

左右に分かれる。
っが、敵の動きがそうではなかったことがすぐに判明する。

「…あれは?」

「隊長!ミサイルです!」

敵のさらに後方からミサイルが飛んできた。
それもこれでもと言える数のミサイルが。

そのミサイルは確実に敵を仕留めていく。

「一体誰が…」

「お呼びじゃなかったのか?リョウ」

「フレイさん!」

ルキが声を上げた。

「ハート中佐、来てくれたんですか!」

「俺だけじゃないぞ。」

「レーダー上の反応が増えていく。
クロノス隊の他にシルフ隊の反応がある。」

「…シルフ隊?」

「総隊長は今不在だ。
代わりに面倒見てるんだよ。」

「そうなんですか」

「さぁ、街を守るぞ!」



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あきゅろす。
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