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小説 フェアリー隊


「全機無事か?」
『あぁ…』
『……なんとか』

よかった…誰も巻き込まずにすんだか…

「レーダーに敵機発見」

まだいたのか!

「方角は?」
「北、アンノウンも一機」
「各機、まだいけるか?」
『行けますよ、隊長』
「アンノウンから救難信号をキャッチ…光学映像入ります」
『なんだあれは?あんな機体見たことないぞ』
「なにかで見覚えがあるような…」

そう由貴は告げた
確かに何処かで見覚えが…
いやしかし小さすぎる…

「ああ、罠かもしれんが助けるぞ」
『ジェッツ了解。』
『ブーメラン了解だ。』「アンノウンに通信、ワイバーンに向かえ」

返事の代わりにディスプレイに 了解 の文字
続けて GOOD LACK

アンノウンとすれ違い様に人が乗っているように見えた…



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