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小説 フェアリー隊


「そんな敵を相手に、こちらが不完全な状況であれば危ない。」

不明勢力が2つ
この事実は変わらない。

「それに俺の機体もそろそろ限界だしな。」

重盛の機体。
F-15S/ACTIVEは特殊過程時代入手した機体を独自の改良を重ねてきた機体だった。

その機体は今まで幾多の戦場を駆け抜け、重盛の命を助けてきた。

しかし、機械と言うのも永遠ではない。

片翼が吹き飛んだこともあれば、エンジンがダメになったこともあったが、それでもこの機体は飛び続けた。

その代償は確実に現れてきている。

機体は本来の限界値を超え、修復不能とまで言わせた。

「よって、俺は本国に帰り、ワイバーンと俺の機体を直してくる。いや、行かせてくれ!このままじゃ、危ない気がするんだ!」

珍しく感情的なまでに話す重盛の姿に一同、唖然とした。

が、フレイが立ち上がり、静かに言った。

「行かせてやろうじゃないか」



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あきゅろす。
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