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小説 フェアリー隊


『FOX3!FOX3!』

三上からミサイルが発車される。

敵が見せる一瞬の隙…
それを見逃さなかった

「そこだ!」

三上からのミサイルで回避行動を取った一機がミサイルを振り切り反転しようとしていた、そこに機銃の雨をお見舞いしてやる。

ー爆散

機銃で穴だらけにされた敵機は空に散った。

『ナイスキル!クロノスリーダー』

『隊長すごいっす!』

「しゃべる暇があるのか?」

『はうわ!』

どうやら、向こうはまだ格闘中の様だ。

『向こうの援護に回りましょうか?』

三上が気を回して聞いてくる

「いや…どうやらその必要はなさそうだ」

さっきまでフレイを追っていたもう一機がなおとの方に向かってる。

「フリーダム!こっちの一機がそっちに行く!」

『マジかよ!あぁ、レーダーロックをかけられた!』

「回避しろ!」

『待ってろ!今、そっちに向かう!』

三上はインメルマンターンを決めなおとの方へ向かう。

フレイは高度をあげ、上空から向かっていた。

『っ!ミサイル!』

敵は2機同時攻撃をかけてきた

『フレアを使う!』
「わかった。十分に引き付けてからだぞ?」
『わか…ってる!』

なおとはスティックを目一杯引く
Gがかかる機内でなんとか気を保つ。



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