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小説 フェアリー隊


「敵機、視認距離!」

『なんだあれ?』

なおとが疑問に思うのも当然だ。
未確認機はこの距離からだとまさに黒い点

先に資料に目を通しておいて正解だった。

『来やがったか…ジェッツ、マスターアームオン!』
「キャバリアよりジェッツ
敵が発砲してくるまで、攻撃するな」
『わかっている』

敵との差が縮まっていく…

『中距離ミサイル、射程内!』

「…っ!ミサイル?!ブレイク!!」

敵から放たれたミサイルは真っ直ぐこっちに向かってくる。

「回避!急げ!」

フレイはスロットルに手をかけ、操縦菅を倒そうとしてやめた。

―逃げるな

そう聞こえたような気がした…

「…やってやる」

小さくそう呟いた。

刹那、兵装ロックを解除。
スロットルを吹かし敵に迫って行く

『っ、ちょ!隊長!?』

「行ける!」

目の前のミサイルをバレルロールでかわし、更に敵に迫る。

「ロック…FOX2!」

ウエポンベイが開き、ミサイルが放たれる…

それに気が付いたのか、回避行動を取り始めるが、間に合わない。

『敵機、一機撃墜!』
『やる〜さすが隊長!』

「キャバリアから全機へ。
一気に叩くぞ!」
『了解。』
『了解!フリーダム、エンゲージ!』
『ジェッツ、エンゲージ』
「キャバリア、エンゲージ!」



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あきゅろす。
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