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小説 フェアリー隊


「なにがあったんだ?!」
『はい、今朝0900時、ヴァンシーに奇襲攻撃、交戦していましたが先程、救難信号が発信されました』
「救難信号?どこで?」
『場所は…メルティール海峡南東の高度27000フィート
現在、回避コースを飛びながら信号を発信続けています』
「了解…ワイバーンは?」
『まもなく完了です』
「他のメンバーは?」
 別無線より
『あいよ
隊長、遅いっすよ』
「悪かったな、ワイバーンにホーネットを2機、イーグル改を」
『了解です。』
「パイロットについてだが三上、ブッカー」
『はい』
「伊波、陵それからカーター、ベントンは待機」
『了解。』
「対空戦闘配備で俺が着いたら出るぞ」
『わかりました』
「加賀くんにこの基地を任せる」
『了解。』

ツーツー

「行くぞ、麻衣」
「っあ、うん」

俺達は格納庫へと走り出した

ヴァンシーが奇襲に合うのはわかる
が、救難信号となると話は変わってくる。
無人巨大空母、あの機体には無論、対空対地兵器が満載だ
その火力で掃討できないとすると……


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あきゅろす。
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