君と一緒に歩いた道
アンタと一緒に…この川原を笑いながら
歩いたよな…
学校帰りに…キスも交わしたよな…
なぁ、愛してるんだ…大好きで…
好きで…
なぁ、ロイ…裏道も…歩いたな…
誰も通らない道で寂しかったよな…
ロイはいま…アメリカで難しい病気を必死に
治してるんだよな?
俺はロイと一緒に歩いた道を通っている。
愛しいアンタのことを思いながら…
もう一度声が聞きたい…
笑顔が見たい…
ロイ…
ピルルルル…
ケータイが鳴って開くとメール一件。
見てみると…
「ロイ」の文字。
ロイ…ロイ!!
―エドへ
手術をして…私は無事病気が治ったよ。
今は食べる量や、歩くのをリハビリしている。
苦しくても…君のためなら頑張れるよ。
…私のことをまだ好きでいてくれてるかい?
私はまだ君を愛してるよ。
また、君と一緒に歩いた道を歩こう。
愛している…エドワード―
ロイ…
ロイ…
よかった。
「ロイ…」
俺もすぐ返事を返した。
―ロイへ
元気でよかった。それと治ってよかった。
俺はいまでもアンタのことを好きでいるぜ。
よかった…本当によかった…
うん。歩こう。楽しみにしてる。
…俺も愛してる―
大好きだよ…ロイ…
俺は夕焼けに照らされた川原をロイのことを
思いながら歩いた。
君と一緒に歩いた道。
大好きな君と一緒に歩いた道は俺にとって
の宝物の道です。
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