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それは国際問題です
僕はセシル、セシル・ハーヴィ。
一国の王であり婚約者がいる身。
本当は好きな人がいたんだけどね…カインは男だから結婚出来ないんだ、トホホ…
…と思い僕は国の法律に同性結婚を認める事を決めてみたんだ!
…そうしたらなんだか知らないけどエブラーナやファブールやダムシアンから反対が来たんだよ!
それで僕は今、国どうしで会議みたいなのをしてる訳。

…本当は僕はやりたくないんだよ!?
そうしたらエッジが急に「じゃあエブラーナにも同性婚を認めてカインと結婚する!」とか言い出すから…
どうやら皆僕がカインと結婚する事に怒りと言うかなんとゆうか…とにかく…嫉妬?みたいなのを抱いてるみたいなんだよね。
まあ勿論カインは渡さないけどね!
…今カインは試練の山だけどね。


それは国際問題です


「では、会議を始めます」

ギルの一言で僕の大っ嫌いな会議がスタート。
とりあえずさっさと終わらせて今日はカインに会いに行こう!

「意見がある方は手を」

ギルだって意見があるだろうに良い子ぶっちゃって。

「おう」

いけすかない返事をしてエッジが手を上げる。

「バロンだけ同性婚を認めるのはおかしいだろ」
「僕もそう思う」
「うむ」

なんだよ、皆して僕に反発しちゃってさ!
その気になれば君達なんかボッコボコに出来るのに!

「って事でもうこの際全国共通で同性婚を認めるのはどうよ?」
「そうだね、僕も賛成だ」
「うむ」

ちょっと、何勝手な事決めてる訳!?
ジュラルダインのくせに生意気な事言うじゃない!

「ふーん、毎日エッジは女の尻ばっかり追いかけてるって聞くけど。どうしてそんなに同性婚を認めたい訳?」
「別に女の尻なんて追いかけてねぇぞ!?」

嘘だね!
僕の下調べは完璧だからね!(何の下調べだ)

「その…なんとなくだ」
「なんとなくで同性婚を決める位なら決めない方が良いんじゃない?」
「な…」
「確かに…」
「うむ」
「おまっ…!」

良し、一人つぶれた!
ライバルは一人でも少ない方が良いに決まってるからね!
次は…ギルとヤンか…

「ヤンは奥さんがいるし同性婚を認める必要なんてないんじゃない?」
「うむ」
「馬鹿か!納得すんじゃねぇよ!」
「うむ」
「さっきから「うむ」しか言ってねぇじゃねぇか!この筋肉だるま!」
「エッジやめなよ…筋肉だるまなんて今時…オルト〇スじゃあるまいし」

…三人は漫才をしにここに来たのかな?
まあ良いや、後はギルのみだね。

「ギルは顔も美人だし女の子達から好かれてるんじゃない?」
「僕のためじゃないよ、僕の国にも同性で愛し合ってる人は沢山いるからね」
「へえ…」

なかなか手強い…

「そういうセシルこそ」
「何?」
「ローザがいるじゃないか」
「…!」

痛いところを…!
でもそれがなんだ!

「ふん、その気になればローザと何かすぐに離婚してやるさ!カインの為だもんね!」
「へぇ…そうなんだ?」
「そうそう…って…!」

後ろを振り替えるとそこにはさっきまでいなかったハズの人物が…!
それはまさしくローザ本人。
な、なんでここに!?

「私は所詮あなたにとってそういう存在でしかなかったのね」
「そんな訳では…」

やばい凄く怒ってる…!
ローザの後ろから出てる殺すオーラがそれを物語ってる。
に、逃げなきゃ…!

「ぼ…僕用事を思い出した…」
「逃げる気?」
「いや、そのカインのとこに…」
「カインカインカインカインって…!セシル何かもう嫌いよ!」
「最低」
「最悪だな」
「うむ」

ちょっと待ってよ!
僕は本音を言ったまでであって…

「覚悟は良いわね?」
「え…!?待って…」
「問答無用!ホーリー!」
「いぎゃああぁあ!」



「…セシルって馬鹿だよな…」
「うむ」
「ローザを呼んでおいて良かったね」
「うむ」



終われ!
はい、すいまめーん!
意味わからなくてごめんなさーい!
つか…カイン出てな…!(笑)


あきゅろす。
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