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触手プレイ

スパロボとかGジェネ的な世界観だと思ってもらえれば




皆さんは触手というものをご存じだろうか。
職種ではない、触手である。
変幻自在に動き回り、うねうねとするあれである。
一般的に連想されるのはクラゲとか、タコとかイカとかなんかじゃないだろうか。
だが今回はちょっと訳が違う。
何がどう違うかというと、生命体として何かが違う。

(何故生きているうちに、私はこんなレアな体験をしなければならないのだろうか)

なんて愛機のコックピットで冷静に考えてる場合ではないのである。
そう、ゼクス・マーキスこと火消しの風、ウインドさんは極めて希な体験をしていた。
つまり俗に言うピンチである。
出来れば生きているうちにこんな体験は誰でもしたくないだろうが、運が悪いのか不幸なのかはたまた必然か、彼は謎の触手生命体と遭遇してしまったのであった。
その日はたまたま任務として最近発見された惑星調査に来ていたのだが、不運なことに他のメンツとはぐれてしまった。
他のメンツといっても、いつも通りノインと、なんだか最近妙に馴れ馴れしいヒイロなのだが、おかしなことに電波状況が急に悪くなり、通信もできない状況だ。
そんな中、出会ってしまった。
謎の、触手生命体と。
詳しく説明をすると、ピンク色で妙な液体を滴らせているいやに卑猥なそれは、無数の本数があり、明らかに意思をもって行動している謎の物体から生えている。
謎の物体ってなんだ!と言われても本当に謎の物体だから説明のしようがないのだ。
強いていうならスライムっぽい、だろうか。

出会いは唐突、二人を探して惑星の空を飛んでいたところ、いきなり地上からこの触手が伸びてきたのである。
意思を持ったそれは、最初、伺うように地上に落としたトールギスVを眺めていたが、何を思ったのか急に機体に巻き付きだし、コックピットハッチを開けにかかってきたのだ。
幸いこの惑星は重力も酸素もあるので開けられたら死ぬことはないが、流石に身の危険を感じずにはいられない。

(出来れば夢であってほしい)

そう思い、ゼクスは自分の頬を叩いてみた。
……痛かった。
機体を動かそうと操縦レバーをガシガシしてみた。
……触手が絡まって動かなかった。
意外に強い。
さてどうしたものか、とりあえず気休め程度に、コックピットに隠してある拳銃を手に取る。
こんなのが役に立つかはわからないが、ないよりはマシだ。
ギシギシ、コックピットハッチが軋む。
愛機の悲鳴がなんだか悲しい。
ゼクスだって悲しい。
パキン、と音がして隙間が生まれる。
隙間からするりと入ってきたそれにバンッ!と銃弾をぶちかましてやったが、触手に穴が空いたかと思いきやすぐに再生してしまった。
勝ち目がない、どうする私!LIFEカードにはなんの手だてもない。
まるで品定めをするかのようにこちらを伺う触手に腹が立つ。
もう一発、銃弾をぶちかましてやったがやはり効果はなかった。

「…なんだこいつは」

正直気持ち悪い、率直にゼクスの脳内にその言葉が浮かぶ。
間違っても嘘はいけないのだ。
可愛くないものに可愛いなんてお世辞が言えるほどゼクスは器用じゃない。
よく見ると形は男根に似てるし、先端に何か穴が空いている。
……嫌な予感しかしない。
ぴくん、触手が動く。
こいつ、動くぞ!
急に反応を示したら触手は、まるで喜んでいるかのように左右に揺れだす。
…好みのタイプだったんだろうか。
バキバキ、と派手な音がしてコックピットハッチが吹き飛ぶ。
ああ、愛機が触手に破壊されてしまった、悲しい。
悲しみに暮れる暇もなく、触手が一斉にコックピットまで浸入してきたかと思うと、今度はゼクスの身体に触手がまとわりつく。

「なっ、やめろ…!」

言葉なんて通じる訳がないのだが、思わずらしくもない悲鳴が上がる。
だって本当に気持ち悪い。
ちなみに服装はというと、当たり前だがパイロットスーツだ。
スーツ越しに伝わる触手の生暖かい感触が最悪だ。
ジタバタと抵抗を試みるが、手足を好き勝手に拘束される。
ますます最悪だ。
自分はどうなるのか、あまりいいビジョンが描けない。

「ん…んぐぅ……!?」

口の中に急に何かが割り入ってくる。
何かといっても触手しかないのだが、ぬめぬめとした液体を垂らすそれが、口の中で容赦なくうねうねと動く。
ちなみに大きさは一般男性のあれより大きいぐらい。
……苦しい。

「ん、ふっ…んん…!!」

びくんと触手が動き、口の中に大量に液体が流れ込んでくる。
吐き出すにも吐き出せず、苦しい思いをしながらひたすらに流れ込んでくる液体を飲み干す。

「ぅ…けほっ…く……」

ようやく触手が口の中から出ていって、苦しさから咳き込む。
これはもしかして射精とかそういう類いになるのだろうか。
だとしたら本当に最悪だ。
見知らぬ生物の精液を飲まされたことになる。
ずるずると身体中を触手が這いずり回る。
気持ち悪い。
…ハズなのに、段々と身体が熱くなってくる。

「は……ぁ…」

息も荒くなってくる。
尋常じゃないくらいに身体が熱い。
触手が這いずり回る感覚が妙に心地よくて、身震いをする。
おかしい、と思った頃に先ほど飲まされた液体の正体がわかった。
恐らく人間でいう媚薬の類いだ。
つまりこの触手は人間の身体に対して媚薬になるものを分泌している。
……なんて達が悪い!
気付いた頃にはもう身体中の力が抜けているし、恐ろしい程快楽に敏感になっていた。

「ぁ……あっ…」

ぐりぐりと胸の突起をし、細い腰にまとわりつく。
下半身へ降りていく触手が敏感な部分を刺激する。
全身を手に触られているような感覚。
脚に触手が絡み付いてきたかと思うと、力強く股を開かれ、所謂まんぐり返し状態にされた。
なんで男なのにこんな格好をしなきゃならないんだ!脳内で悲鳴を上げる。

「っ…!ぁ、ん…」

つんつん、と触手がパイロットスーツ越しに後孔を突っついてくる。
まるでここが挿れる場所だとわかっているように、だ。
先ほどから刺激が欲しくて欲しくて堪らない身体はいうことを聞かず、スーツ越しにひくひくと触手を飲み込もうとしている。
これが自分の身体だとは思いたくない、恥ずかしくなってぎゅっと目を閉じる。
一方触手はこのままでは入れられないと分かると急に動きを変え始める。

「やっ、やめ……!」

ビリ、と鈍い音がする。
触手が力任せにパイロットスーツを引きちぎった音だ。
それまでスーツに守られていた身体は露出し、白い肌が露になる。
あちこち引きちぎられ、スーツは無惨な姿になってしまった。
何で男なのにこんな格好でこんな状態にされているんだ!嘆いても嘆き切れない悲鳴を脳内で上げた。
肌が露出したとなると勿論、下のお口も露出する訳で。

「ふ、ぁあ…っ!?」

不意にするりと細い触手が、まだ解されていない蕾の中に浸入してくる。
痛みはなく、何かが入ってきた感覚。
気持ち悪い。
一本入ったかと思うと二本、三本と次々細い触手が浸入してきて、後孔をぐにぐにと押し広げるように解し始める。
……明らかに濡れている感触もある、恐らく媚薬作用のある例の液体を塗りたくられているのだろう。

「…ぁ…んっ……や、…」

次第に気持ち良さの方が勝ってきて、堪えていた声が出る。
そのうち孔内が熱くなってきて、ひくつきだす。

「あっ…!!」

前立腺を強く押されて、背中が仰け反る。
……今までにないくらい気持ちいい。
意識がぼんやりしてきて、なんだか色々どうでもよくなってくる。

「んぁ…あ、ぁ……」

中で細い触手達が蠢き、秘部をとろとろに解していく。
指とは違い、奥まで無遠慮に浸入してくる。
ある程度蕾が柔らかくなってきたところで、細い触手がくぱ、と入り口を広げた。

「……?」

急に刺激がなくなり、ぼんやりとした眼差しを触手の方へ向ける。

「…………!」

通常のものとは違う、太く、大きな触手が見えた。
その太い触手が今にもゼクスの中に入ろうとしている。
え、無理、流石に大きい。
絶対に無理だと思いつつすっかり快楽の虜になってしまったゼクスの身体は、心臓が煩いくらいに音を鳴らして、これから起こるであろうことに期待している。
ぐ、と触手の先端が浸入してくる。

「っ!ん…くぅ……」

ものすごい異物感。
でもおかしなことに全く痛みを感じない。
寧ろ触手を飲み込むことに喜びを覚えている。
じれったくなったのか、ぐん!と触手が一気に入ってきた。

「あぁぁっ……!」

突然のことに、悲鳴染みた声を上げる。
身体を駆け抜ける電流。
一瞬、呼吸が止まる。
自分のそれが脈を打って、射精したのがわかった。
…触られてもいないのに、入れられただけで達してしまった。
恥ずかしい、舌を噛んで死んでしまいたい。
そんなことを知っては否か、触手はゼクスの中で激しいピストン運動を開始する。

「や、…まっ……て…!」

射精した後で、呼吸が乱れて苦しい。
ぐしゅぐしゅと音を立てながら太い触手が、通常では届かないようなところまで犯す。
狙ったように前立腺を突き上げられて快楽に意識が遠退く。

「はぁ…んっ……ぁあ…!」

別の触手が、先ほど射精したばかりの竿に絡み付き、ぬるぬると抜き始める。
時折つん、と尿道をつつかれて息を飲む。
さらにもう一本の触手が平たく変形し、袋を包み込み、揉むように刺激する。
次々と与えられる快楽に、身体が段々と追い付かなくなってくる。

「ひゃっ、あ…ああぁ…!やらぁ……そん…な…っ、らめ…!ふぁ…あ!」

強すぎる快楽に涙が止まらない。
思うように呂律が回らなくて、口は酸素を取り込むので必死だ。
身体中の性感体という性感体至るところを刺激されて、今まで味わったことのない快楽が果てしなく襲ってくる。

「はぁっ、ん、あ…あ……あぁっ…!」

ゼクスには最早喘ぐしか成す術がない。
逃げるとか仲間と連絡を取るとか、気持ちよすぎて、それどころではなくなっている。
びくん、突然ゼクスの中で暴れまわっている触手が脈を打ち、奥まで一気に突き上げてきた。
衝撃に耐えきれず、二度目の欲を吐き出す。

「っ…ああぁぁ……!!」

同時に、触手にゴプゴプと凄い勢いで中に熱い液体を注がれる。
恐らく射精、なのだろう。
触手の射精は留まるところを知らず、ありえないぐらい大量の液体をゼクスの中に注ぎ込んでいる。

「ぁ…ぅ、くっ…くる…し……」

ゼクスのお腹いっぱいに吐き出したそれがずるりと抜ける。
秘部からとろり、と白い液体が溢れ出た。

「はっ…はぁ……ぅ、んぁ…!」

息を整える間もなく、また太い触手が浸入してくる。
どうやら一本だけではないらしい、辺りには太い触手が何本もいて、まるで順番を待っているようだった。

「やぁ…も…むりぃ……」

一体いつまで犯され続ければいいのか、中に入った触手がまた、ピストン運動を開始した。



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