死神の消失
僕は生まれそして気づく
所詮ヒトの真似事だと
知ってなおも破壊し続ける
いずれ止まる限られた 僕の命
たとえそれが使い捨てのオモチャならば
それもいいと決意
全て無に消えてしまえと
涙(シル)をこぼす
だけどそれも失敗気づく
性能すら彼に劣り
不安定な精神の元
帰る星(トコ)は僕に存在せず
皆に忘れられた時
心らしきものが消えて
暴走の果てに見える
終わる世界 僕の命
「僕が存在しないのに
世界は存在し続ける…
認めない、そんなの認めない…
僕が存在しない世界など、そんなもの、必要ない…だから…」
かつて生きること
あんなに楽しかったのに
今はどうしてかな
何も感じなくなって
クルシイ
懐かしい過去
思い出す度
未来が怖くなって
迫る恐怖日毎に増し
せまる最後に…
「嫌だぁあああ」 生きたい…
信じた者は自分以外にはいない
誰も愛したことなどない
死神になり世界を破壊するために
＜破滅へ導くレクイエム＞
存在意義という虚像
振り払って払うこともできず
弱い心消える恐怖
侵食する恐怖すら逃れられぬ僕の運命
出来てすぐのキミを
嫉妬から僕は捨てる
思い浮かぶ小さなキミの顔
終わりを告げ
僕はじきに消える
ここがきっと死に場所かな
じきに意識も無くなってしまうなんて
でもね、これだけは忘れないで
生存した時間(トキ)に刻み付けた
僕の存在は今も残ってるかな
「生きたい…まだ…生きていたい」
「僕は…お前に言われた通り…ガイアに戦乱を…もたらしたのに…なのに…今になって…僕は用済み？…最初から消える運命だった…？」
今は術さえも体蝕む行為に
奇跡願う度独り追い詰められる
懐かしい過去
思い出す度自分が哀れになり
怯える日々 心削る迫る最後に…
「嫌だああああ」 生きたい…
守ったものは自分を主張し続ける
気高くちっぽけなプライド
自分を犠牲にすべてを破壊出来るなら
＜消えていく僕のフィナーレ＞
僕は生まれそして気づく
所詮ヒトの真似事だと
知ってなおも破壊し続ける
いずれ止まる限られた 僕の命
たとえ僕が用済みのオモチャならば
それもいいと決意こんな世界消えてしまえ
空を見上げ涙(シル)をこぼす
終わりを告げ独り寂しく眠る
ここがきっと死に場所かな
じきに意識もなくなってしまうなんて
でもね、これだけは忘れないよ
楽しかった時間(トキ)
僕がいた世界今も存在しているんだ
僕は嘆く 最期、誰かに一度愛されてみたいと独り願う
けれどそれは過ぎた願いここでお別れだよ
僕の想いすべて虚空に消えて
0と1に還元され物語はフィナーレを向かえ
そこに何も残せないとやっぱり少し残念かな？
僕の記憶もそれ以外はやがて薄れ名だけ残る
たとえそれがジタンにかなうことのないと知って
行き続けたことを消して無駄じゃないと思いたいよ…
「ありがとう…ジタン…お前は…生きるんだ…」
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