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傷だらけの僕を助けて

カヲル君が、消えた。
こうなる事は分かっていたハズなのに、自然と涙が溢れてくる。

「あんたが殺したのよ…」

アスカに現実を突き付けられて、そんな事分かってると叫ぶ。
好きで殺したんじゃない。

「そんなの言い訳でしかないわよ……」

そう、僕が何を言ったって言い訳にしか聞こえない。
ただ現実から逃げて、理屈を並べて、それしか出来ない。

「何で…殺したのよ…」

仕方なかった、これも言い訳。
何を言ったって現実が変わる訳じゃないんだ。
知ってるハズなのに認めたくなくて、ただただ叫ぶ。

「バカ…あんた何か嫌い……」
「…僕も嫌いだよ」
「煩いっ!あんた何か大っ嫌い!あんたが死ねばよかったのよ!」

そんな言い方、ないじゃないか。
泣き叫びながらアスカは僕の部屋から出ていった。
…だったらカヲル君の代わりに、アスカが死ねば良かったのに。

「カヲル君…」

結局アスカもミサトさんも僕には優しくはしてくれない。
優しくしてくれたのは君だけだ。
だからねぇ、助けてよ…








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…ヤンデレ×2(笑)
最初甘いの書こうと思ってたのに
こんなハズでは\(^O^)/
というか暗い話ばっかりですいません(笑)


あきゅろす。
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