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あーもーっ!大好きv

「ねぇフィフス、今週の日曜暇?」
「大丈夫、空いてるよ」
「どこか行かない?電車で新大阪にでも行きましょうよ」
「そうだね。もっとも僕はセカンドと一緒ならどこでも行くけどね」
「もう、恥ずかしい事言ってんじゃないわよ!…嬉しいけどね」


なーんて朝っぱらから惣流と渚は甘ったるくてだるーい会話をしてる。
どうやったらあんなにラブラブでバカップルなのが出来るんだ。


「なんや、毎朝毎朝あいつらはようやってて飽きへんな」
「だよな、僕も今まさにそう思ったとこだ」
「アスカ…カヲル君と付き合い始めてから朝早く起きるようになったよ」
「お熱いなぁ」


二人ともトウジが言った通り毎朝あんな調子で、あれが毎朝2-Aの恒例行事になってる。
女子は惣流を冷たい目で見、男子は渚を鋭い眼光で睨み付ける、それも毎朝の恒例行事だ。

勿論あいつらのラブラブっぷりは朝だけじゃない。
5分休憩だって、昼休みだって、帰りだって、終いには授業中だって席が離れてるのにイチャイチャ。

もう二人は第壱中学校の公認カップルだ。

先生方だって実に変な目で見てる。


「ねぇ、今日もフィフスの家寄って良いでしょ?」
「構わないよ。今夜は何が食べたい?」
「良いわ、あんたに無理ばっかさせてるしたまには私が作るわよ」
「そうかい?すまないね、セカンド」
「大丈夫よ!任せなさい!」


まだやってる。
渚のやつ惣流の料理食べるのか?
確かシンジが相当不味いって言ってたな…
ご愁傷様…


でもそれより気になる事と言えば


「あいつらどんだけ長続きすんのやろな?」
「さあ…」


思った事を率直に言う惣流と人に合わせるの渚とゆう意外な組み合わせがいつまで続くか…

勿論周りの男女は別れる事を望んでるだろうが


「フィフス、今日は気合い入れるから楽しみにしてなさい!」
「フフ、勿論楽しみにしてるさ」


考えてみるとあいつら二人が好きな奴はなんだか哀れだな。

だって


…こいつらは絶対に別れる事なんてないだろうな。








あきゅろす。
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