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君と話す



君と話す
(君へと伝えたい僕の気持ち)




カヲル君と話していて、この気持ちを伝えたくて仕方なかった。

カヲル君に好きだと伝えたい
でもこんな気持ち伝えたら…

「シンジ君は僕をそんな目で見てたのかい?」

「僕の好きはシンジ君の好きとは違うよ」

「…僕はシンジとそんな関係にはなろうと思わない」


絶対に嫌われる

そんなの嫌だ。
カヲル君がこんな言葉を発する事はないと信じているけれど…
それでも僕は怖かったんだ。
カヲル君に嫌われるとゆう事が。
大好きな人に拒絶されるのではないか、という臆病な心が自分を動かすのを拒んでいる。
嫌われるくらいなら、友達程度の方が…

でも勿論そうやっているだけでは何も始まらなくて…
日に日にカヲル君への思いは強くなってゆくばかり。

カヲル君を僕だけの物にしたい

本当は考えてはいけない事まで考えるようになってしまった。
考えちゃ駄目だ、わかってるのにやっぱり考えてしまう。
どうすれば良いのかな…

悩んでばかりじゃ何も始まらないんだ…わかっているのに、わかっているのに。
理屈ばかり捏ねて、何もしない毎日。
ああ、なんて退屈なんだろう。
何も変わらないままが幸せとも言うけれど、僕はやっぱり……伝えたい。


次の日、僕は決心を決めカヲル君に告白する事にした。


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