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F.A
Emotion -エピローグ- ※R18
※性的表現を含みます。高校生を含む18歳未満の方は、閲覧をご遠慮下さい。※





危険を犯してでも、手に入れたかった。
危険を犯させてでも、手に入れたかった。

二人の想いが、重なる―――

 

[Emotion]-エピローグ-

 

「自分で脚を開けるかね?」

仰向けに横たわる鋼のに、四つん這いの格好で覆いかぶさる。
いつも顔を見るのが辛くて、後ろからしかまともな愛撫をしてやれなかった。
至近距離で見下ろす鋼のは、見詰め合うのが恥ずかしいのか両手で金色の瞳を隠している。

「鋼の、手を外しなさい。」
「や、だって…なんか照れる…」
「鋼の。」

低い声でささやけば、戸惑いながらも両手を下ろし顔を見せてくれた。
だが、瞳は相変わらず瞼の奥に隠したまま。
そっとキスを落とす。
ぷるっと震える金の睫。
ゆっくりと露わになる金の瞳。

視線が交差する。

「脚を開いて、私を跨ぎなさい。」
ゆるゆると動き、言葉に従う。
四つん這いの私を中央に挟む形で大きく開かれた下半身。
既に熱を持ち始めているペニスが、たらたらと淫らな涙を流している。

唇をキスで塞ぎ、そっとソレに触れた。
くぅっ…と、口腔内で小さな喘ぎが漏れ、舌を硬直させる。
その舌を唇で甘噛みして、手の動きとあわせるように抜き差しを繰り返す。
う、う…と眉間に皺を寄せて呻き、小さく腰を揺らしながら両手を首に回してきた。

カラダを引き寄せられて、上半身が密着する。
もっともっとと舌もペニスも擦り付けてくる。
ぬちゅぬちゅとした水音が上からも下からも耳を刺激して、私の雄もドクドクと脈打ちながら大きくなっていった。

二つのペニスを重ねるように持ち直し、互いの体液を混ざり合わせながら扱く。

熱く滾る二人の雄。
掌の中で大きさを増しながら、トロトロと歓喜の涙を流す。
より一層、激しく擦り合わせれば互いの腰が同じ速さで密着したり離れたりを繰り返した。

「んっ・・・んっ…大佐ぁ…」

唇を開放し、零れた唾液を舐め取りつつ下降させ、喉にかぷりと食いつく。
ビクリと肩を震わせて、溜息のような喘ぎ声を吐きながら細い喉が反っていく様は酷く官能的で美しかった。

「ふ、ぁっ・・・」
膝で体を支えながら、もう一方の手で柔らかな双丘を割り、最奥の蕾へ指を這わせ、唇は胸の頂に到達させる。

蠢き続けている腰がビクンと大きく揺れて、ギシリとベッドを軋ませた。

「たい、さ…またイッ…ちゃ、うぅぅ…」
「少し、我慢しなさい。」
「む、りぃぃ…はあっ…。」

密着させていた腰を上げて距離をとり、掌から己のペニスを解放させる。
同時に鋼の陰茎の根元をギュッと握って、尿道を圧迫し、絶頂への扉を封鎖した。

「あ゛ぅ………っ、くる、し…ッ」

下唇を噛み締め、快楽の閉ざされた鈍い痛みを堪える。
ふぅふぅっと苦しそうに口の端から酸素が漏れ、ぐいぐいと腰を押し付けてくる。
その動きに合わせるように、くにくにと秘奥を刺激し、力が抜ける瞬間を狙って少しずつ指を進入させた。

「い、ぁ…っ…」

つい数時間前には私を受け入れていたというのに、ソコは驚くほど小さく、狭い。
指を一度引き抜いて、ぐちゅっと唾液を乗せ、再び秘奥へ。それを数度繰り返した。

徐々に指を受け入れてうねうねと蠢く腸壁。押し出す力が強いものの、息を吸ってうねりが戻る一瞬をつき、ぐぐっと刺し込む。

その度に喉を鳴らしながらキュッと力が入り締め付けられる指。再び息を吸ってカラダが弛緩するタイミングを逃さず、更に奥へ奥へ。

「私のが残っているね…掻き出さなかったのか?」
「うっ、ん…風呂、は入った…けど…た、イッさの…は…カラダに残しておき、たいから…ッ」
「鋼の…。」

堪らなかった…愛おしくて。
あんな酷い抱き方をした私の体液を、その身に残しておきたかったとは…。

ぱふっ…
「たい、さ?」

白く細く、そして温かな首元に顔を埋めた。
どれだけこの子を傷つけ、苦しい思いのさせていたのか、
どれだけ悲しく、切ない思いをさせていたのか、

今、本当にわかったような気がする…。

この小さな体が、どれだけの大きな心を持っているのか
わかっていた…筈なのに。

私は本当は何も…知らなかったのだな。

愚かな、男だ。本当に。

「大佐…」
「…」
「…なんかよくわかんねーけど…よしよしっ。」
「!」

温かい左手が、わさわさと、少し乱暴に頭を撫でた。
首元に埋めさせていた唇がニヤリと弧を描く。
まったく、たいした男だ、君は。

ぐっと体を起こし、再び上から鋼のを見下ろす。

すまないな、相変わらず愚かな男だが
どうかその、大きな心で私を受け止めて欲しい…。

「挿れていいかね…?」
「…大佐?」
「欲しいんだよ…全て…はがね…いや、エドワード。」
「…たい・・・ロ、イ…っ」

強く強く抱きしめ合い、深く深く口付けを交わしながら
ゆっくりと双丘を割って、猛る杭を穿つ。

限界まで開かれたエドワードの脚を抱え込み、腰を浮かせ
真上から突き刺すように、抉り、穿ち、潰し、擦り、
「あ゛っ、あ゛ぅっ、あ゛っ、」と、呻くエドワードに
苦痛の先の悦楽を刻み込むように何度も何度も激しく攻め立てた。

べちっ、べちっと鞭のように動くペニスが己の腹を叩き、
その度に飛び散る若い雄液。

体中、どこもかしこも揺さぶられ、狂ったように嬌声を上げ続ける。

「あ゛ぅっ、あ゛っ、あ゛・・・あ゛ぅぅぅっ」

乱れて乱れて乱れて、左右に激しく頭を振って、金糸が交互に頬を隠す。

「あ゛あ゛あ゛あ゛、たい…んあぅいっ…あ、ロ…ぃぁっあ゛、あ゛っ、ぐ、イっ、ぐや、ぁ…っ」
理性を失ったエドワードから聞こえてくるのは、最早意味のわからない文字の羅列だ。

腹を打っていたペニスを乱暴に掴んで、激しく扱き、穿つ杭で前立腺を押し潰しながら強く強く腰を叩き付けた。

「あ゛っあ゛っあ゛ぅ、んあ゛、イ、グっ、ひっ、ぃぃぃぃぁぁああああーーーっ」

獣のような悲鳴をわめき散らしながら、ドグンとペニスを震わせ
白濁の熱を勢いよく、己の顔に撒き散らし、エドワードが果てた。

それを見届けてから、私もその温かな体内へ熱を吐き出した…。

 

 

「あ゛ーーあ゛ーーぅ゛ぅ゛…ごえ、出ね、ぇ…」
「すまない…。」
「ざでぃずど・・・(サディスト)」
「…否定できません。」
「ん゛、あ゛は、は…」

腕の中でまどろむエドワードが、枯れた声で私に抗議してくる。
だがそれでも笑顔を向け、金色の瞳が優しく潤っている。

ただただ謝るしかできない私の髪を撫でながら、カラダを寄せて
時々首元にキスをして…。

どちらが甘えているのかわからぬような、満ち足りた時間。

「そ、言えば…ん゛っ、ん゛ん゛ん゛…あ゛ーー…うじろから、だと、ケヅ叩、くの、な…で?」
「え?」
「ぱん゛ぱん゛って…さい、しょ・・・真っ赤に、なっ、だ…」
「あー…その、可愛くて。」
「ぁ゛あ゛?」
「エドワードの白くてぷりぷりしたお尻がな、可愛くて…こう、ぱんぱんっと。な?」
「…………」
「私は多分、君の尻フェチだと思うのだがね。」
「…………」
「こうな?パンパンとして白い尻が真っ赤に…あれ?」

エドワードがジト目だ…

「怒って…る、か…ね?」
「お、では(俺は)…」
「?」

「猿、じゃねェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ー ー ー ー っ゛!!!」

バチコーーーーーーンッ!!

「ぐぉぉぉ…………っ」

 

愛とは、随分と…

痛いものなのだな―――。

 

[END]
---------------
終わったー☆いや、結構長くなってしまいました。私的には。
全話にエロを入れるというのが、実はこの作品の目的www
故に!1人H率高し。大佐一晩に5発wwwお疲れ様です☆

エドもお疲れでしたな。でもエドは若いから、翌朝には復活して、
大佐を叩き起こすのでしょうね。マジでボコりそう♪
司令部に書類届けなきゃいけませんから、朝はまったりしていられないのです!

コホンッ。では改めて、最後までお付き合いいただきありがとう御座いました!!

 

補足:冒頭「危険を冒す」を「犯す」と意図的に使用しています。
また当作品は、淫行条例違反などを推奨してはおりません。
あくまで二次元的フィクションです。ご理解下さい。

2012.10.26 エル


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