愛液。
愛梨の前に周りこみ、濡れそぼった部分に顔を近づける。
「……ん…っ」
愛液で妖しく光る秘部。
トロトロと溢れ出す愛梨の液を長い指にからませ…差し込んでいく。
――くちゅくちゅ…っ
くいくいと指を曲げ動かし、わざとイヤラシイ音を立てながら奥へとすすんでいく。
「はぁ…っ…ん…」
愛梨は目をつむってその行為を受け入れ始めた。
膣の入り口付近まで挿入したところ今までの女にはなかった感触…
かなり狭く、小さな粘膜のようなひだ…
処女膜があるようだ。
「(…本当に…処女なんか…)」
「お兄ちゃん…どぅ…?愛梨の…おかしぃ…?」
「…そうかも。」
素人の自分には判断の仕様などないが際立っておかしなところなどはない。
ただ…もう少しだけ妹の体を堪能していたかった。
――ぐちゅ…ぐちゅ…
中指を軽く出し入れさせ…親指で突起したクリトリス周辺を刺激する。
「アンッ…だめ…お兄ちゃん…なんか…」
「どぅした…?」
「変…っ変…なの…愛梨の…体…っ」
頬を赤らめ体をほてらせ…息も絶え絶えに兄を見つめる…
「(…マジかわぃぃ…)」
「…ぁんっ…ぁ…っ…く…」
――ぢゅぴゅっぢゅぷっくちゅ…っくちゅ…
「ぁん…ぁんっ…だ…め…はぁっ…っ…ん」
急に愛梨の足にキュッと力が入り背筋を伸ばした体がブルッと震えた。
イッたわけではないだろうが…
快感に達したようだ。
ふっと力が抜けたようで足を閉じてはぁはぁ息を切らしている。
「…大丈夫か…?」
和哉が体を支えると妹は兄に寄り添って目をつむった。
「…っ…それ…より…愛梨…変なのかな…?」
「…そう…だな……今日だけじゃわかんないな…」
和哉は純粋な妹を騙していることに罪悪感を抱きながらも欲望を膨らませて行った。
妹はいつのまにか寝息を立てていた。
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