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戻れない。

「指っ…入れるの

指を入れると聞いた妹は驚き表情をこわばらせた。

「触診だょ…病院でも触って確かめたりするんだ…」
「そ…そうなんだ…」

「どうする…やめるか…」

嫌がるようだったらやめられるぐらいの余裕は残っていた。

今ならば。



「ぅぅん…して…」



もう後には戻れない。




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あきゅろす。
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