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秘部

「お兄ちゃん…脱いだょ」

我に返り妹を見上げると
やはり恥ずかしいらしく
頬を赤く染めて視線を落としている。


「……座って足開け…」

「…ぅん…」

恥じらいながらも
ゆっくり体操座りをし
小さく足を開いていくが
暗くて何も見えない。

「…もっと足開いて…」

「恥ずかしいょ

「……真面目に見てやるから…」

心臓音は激しさを増し、
今までに味わったことのない
緊張感が自分の体を駆け巡って行くのが和哉はわかった。

妹の…秘部を見るのだ。

ゆっくりと愛梨の
膝に手をかけ、妹の瞳を見つめる。

「…開くぞ」

「ん…」

愛梨は頷きながら
瞳を逸らした。
兄の手で足が開かれていく…



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