トレーナー。
「はぁ〜気持ちかった」
和哉がリビングで一休みしていると
大きめのグレーのトレーナーを着た愛梨が髪をタオルでふきながら冷蔵庫を開けた。
「ぁそれ俺のじゃん」
「だってちょうどいいんだもん似合う」
水が入ったペットボトルを片手にポーズをとってみせる。
我が妹ながら可愛い。
「残念俺の方が似合うゎ」
「え〜っ」
頬を膨らます愛梨。
兄の視線は妹の下半身へとうつった。
「…っ…今日はズボンはけよ皿洗っといたから…早く寝ろ」
「ほんとだお兄ちゃんありがと大好き」
「アホか」
笑いながら風呂へと向かったが…
内心はドキドキしていた。
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