季節SS
F
何度も何度も突き上げられ…その度拓真に縋る腕に力を込める。
「たく…!た…くッ!」
背を反らせ与えられる快感に溺れ…うわ言のように拓真の名前を呼び続けた。
「とも…っ…スゲ…締まる…」
伸ばした手を繋がれ強く握られる。
「たく…もぅ…!」
ナカを往来してる愛しい拓真の存在を感じながら…俺は限界に達した。
震えるソコからとめどなく溢れる雫を拓真の細い指が拭う。
「すげぇ出たな…。」
俺を見下ろす瞳が細められ…薄く開いた唇が重なり舌が絡まる。
その間も…熱いナカは休む事なく拓真に突き上げられ続ける。
「…智。」
キツく抱き締められ耳元に拓真の息がかかる。
「これから…ココが俺達の家だ。」
「う…ん。」
耳たぶを噛まれ…身体が震えた。
「一緒に…。」
低い声が止み腰の動きが止まる。
「…たく…?」
「今日は言わねぇ。日がワリィ。」
「…え?」
「エイプリルフールじゃイマイチ信憑性がないからな。」
そして…
再び拓真が動き出し、
ナカのイイトコを何度も突き上げた。
言葉の続きが気になる…
でも…これからもずっと一緒にいられるからその内ちゃんと言ってもらおう。
そして…
俺達は強く抱き合った。
―END―
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