季節SS
E
静かになったリビングのソファにどっかりと腰を下ろし、拓真が窓の外をジッと見つめた。

俺はその側の床に座り、回りの片付けを始める。

視線を感じて振り返ると何も言わない拓真が俺を見下ろし…頬に優しく触れてきた。

「…こっち来いよ。」

立ち上がり拓真の隣りに腰掛ける。

「たく…?」
「…子作りしようぜ…?」

俺の身体に回された腕にやんわりと抱き寄せられ…瞳を閉じた。

唇に重なる…拓真の柔らかい唇。
何度もついばみ舌を絡められると…自然に身体が疼きだす。

「…ん…っ」

そのままソファに押し倒されトレーナーをグッと上に押し上げた拓真が…俺の胸元にキスを落とした。

「た…くッ…!」

「なに?」

胸の突起を舌先で弄りながらジーンズの前を開きそのまま下着ごと下ろして…床に放り投げる。

「…こ…こで?」

伸ばされた指先が俺のを絡めとり…ゆっくりと撫であげてく。

「あッ…!」

「どこでもいい…お前のナカに入りたい。」

そう言って俺の足を開き…まだほぐし足りないソコに、高まった拓真のを押し当てゆっくりとナカに進んでく。

「痛いか…?」

黙って首を振る。
そんな俺にキスしながら…拓真が静かに動き出した。


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