K I R I B A N
E
帰ってきて…部屋に備え付けてある狭いユニットバスに二人で入って…それからずっと抱き合ってる。
「楓…。」
軽々と抱え上げられた身体に佐古の熱いのが突き入れられる度…キモチ良くて何度も背を反らす。
「ッ!…さ…こッ!も…はぁ…ンッ…!」
ナカの一番イイトコを佐古のに突き上げられて…我慢出来ずに何度目かの限界を吐き出した。
「楓…あんま締めんな。」
首に縋る腕から力が抜け…落ちそうになるのを佐古の両腕が強く抱いてくれた。
「…佐古…。」
「ん…?」
ギュッとしがみ着いて…目の前の首筋に唇を寄せて強く吸い上げる。
「…楓…。」
「付けちゃった。」
佐古の首筋に…赤く残るキスマークを付けた。
「…俺も。」
そう言って僕の首筋に噛み付くようなキスして…強く吸い上げてくる。
「い…たッ!佐古ッ!」
「じゃキモチ良くなれ。」
イッたばかりの身体を弄られまた熱くなってく。
「や…ッ!佐…ッ古!」
「楓…。」
愛撫され突き上げられて僕の全てが佐古のモノになる。
それは…とても嬉しい事で。
「佐、古…!」
「楓…愛してるよ。」
見つめ合い…唇を重ねて強く抱き締め合う。
僕の名を呼び続ける佐古を離さないように…キツくしがみ着いた。
―END―
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