K I R I B A N





甘い甘いキスをして…指を絡めて舌を絡めて。
抱き上げられた俺は数十分前に出たばかりのベッドルームへと連れ戻され、まだほんのり温かいシーツの上に下ろされた。

「ん…っ…」

横たえられた俺の上に重なり拓真はゆっくりと甘いキスをくれて…それと同時に身にまとっていたパジャマのボタンが外され、ズボンが下着ごと引き抜かれた。

「なんか…裸よりエロいな。」

露出した肩に唇を落しながら拓真が熱っぽく囁く。
左手は俺の太ももを撫で上げ右の指先は胸の突起を緩く捏ねる。

「あ…」
「イイ声。たまんねぇな。」

フッと笑った唇が首筋に下りて太ももをさまよっていた手が俺の後ろへと回された。
そして入り口を緩く撫でるとそのままナカへ滑り込んできた。

「はっ…ん…」
「熱いな…もう少しほぐすか?」

俺のアゴを軽く噛んで唇に舌を這わす。
その間も拓真の長い指は熱いナカを我が物顔でかき乱していく。

「ン、も…っ…いいから…」
「欲しい?」

耳たぶを甘噛みする唇が楽しげに笑って俺のに重なる。
言葉を発さず何度も頷くと開かれた右足が押し上げられ、拓真の肩にかけられて…。



グッ。



硬い拓真のが…指先で開かれた入り口へと押し込まれた。

「あ……んッ!」

そしてそのままゆっくりと律動が始まり…あっと言う間に快楽の渦へと引き込まれた。





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