K I R I B A N




サ店でのやり取りの辺りから…俺のともチャンの思考がヤる気に傾いているのに気付いた。
おそらくは大好きな“ミレー”さんの絵を見て興奮したってのと、俺の当て馬的な行動に反応したからだろう。

いつもなら二度目のセックスに突入した辺りから現れる智のエロい顔をまさかこんな真っ昼間っから…しかもヤってもねぇのに見れるとは。
愛しい恋人をこんなにもコーフンさせた“ミレー”さんに思わず嫉妬なんぞをしちまう。

「…確実、病んでる。」

ボソリと呟き胸に抱き込んだ智のサラサラな髪に唇を寄せた。

その体勢のままマンションに入りオートロックを解除。
大股の早足で歩き続け、自室の前に立ち玄関の鍵をスキャンしドアを開け…るなり智をその場に押し倒した。

「ちょっ…!」

ワンショルダーの鞄を奪い廊下に放り、ベルトを緩め下着ごと引き抜いたジーパンをその上に放り投げて智の両膝を割り開く。

「…や、ぁ…」

閉じようとするのを力ずくで開きそのままグッと胸の辺りまで押し上げヒクつくソコに舌を這わせた。

「は…ぁ、ン…」

その度、押し上げてる足がビクビクと震える。
どんなに抵抗したって…ムダだっつの。

「ヤなんじゃねぇのかよ。」
「あッ!」

這わせていた箇所にグッと舌をねじ込むと智は背を反らせて掠れた声を上げる。

「…欲しいンだろ?俺の両手はお前の足上げてて使えねぇんだよ。」

そうヒントをやると俺の可愛いともチャンは震える手を自分の尻に添え、クッと両側に開いてみせた。

「…っとにマジ、エロいよな…」

可愛いともチャンがするその淫猥な行為を見ながら…気付かぬうちに口の端が上がる。
それを戻しながら舌なめずりをした。

こういうドエロい恋人を見てガッつかねぇヤツなんざいねぇだろ。

ゴクリ、と生唾を飲み込み開かれたソコの奥に舌をねじ込みながら…俺は智の足から外した左手で自分のジーパンの前を開いた。





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