K I R I B A N




ベッドの上で足を開いた俺の股間に顔を埋める恋人の姿を見ながら与えられる快感に低く唸る。

懸命に施してくれる愛撫を受けながら芹の髪を撫で、行為と同時に動いている可愛い裸の尻に手を伸ばしてそれをそっと撫でて。

「芹…さっきはどんな夢を見てあんなに反応してたんだ?」

俺の声に、上下していた芹の頭がピタリと止まる。
そして咥えていた俺のから唇を外して顔を上げた。

「どんなって……………エッチな夢だよ。」

長い間のすぐ後、照れ隠しでか早口になった芹を見ながらその濡れた唇に親指をあてて指の腹で唾液を拭う。

「相手は俺か?」
「当たり前だよ!」

俺の声の途中に芹の声が被る。

「俺、おぉば以外の相手だったら見た瞬間起きるからっ!」

分かるような分からないような表現に頬が緩む。

「信じてな…」
「信じてるよ。それで俺はどんな風に芹を抱いてたんだ?」

頬に掌を添えて尖り気味の唇にキスをする。

「…ちゃんと心の底から信じてる?」
「ああ。だって芹は俺以外で勃ったり濡れたりしないだろ?」

そう問うと芹は顔を真っ赤にして何度も大きく頷いて。

「おぉばじゃなきゃ…勃ちも…こんな濡れたりもしないんだから…」

俺の手をとり自分の股間に触れさせた。
硬く勃ち上がっているソレは溢れ出た雫でぬめり更に奥に指を滑らすと…その恩恵を受けて濡れたソコは触れただけて波をうつ。

「ココ…欲しがっているのか?」

きつく寄せられた眉間に唇を寄せると芹は潤んだ瞳を俺に向けて。

「欲しいよ…早く挿れて?りょー…」

甘えた声でそう言い俺の唇をふさいだ。
それと同時に治まりかけていた俺の高ぶりは再燃し…キスをしたまま芹を抱き上げ仰向けに押し倒して。

「んンー…っ…!」

開かせた足の間に体を入れて俺は芹の濡れた入り口から一気にナカへと滑り込んだ。





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