K I R I B A N
B
壁の時計を見上げながら智の背中をジッと見つめる。

あれを飲ましてから…ボチボチ十分が経とうとしてるがこれといった変化はなさそうだ。

やっぱ一滴じゃ…ダメなのか?

すると…
ガシャッ!と食器が当たる音がして、立ち上がって智に駆け寄る。

「智…?」

「ゴメン…なんか手の力抜けちゃって…。」

可愛い横顔を見れば…
ほんのり上気してる頬と濡れて潤んだ瞳。

…感じ始めた顔だ。

智をシンクから離し残りの食器をすすぎ乾燥機に並べてスイッチをON。

「ありがと…たく。」

「ん…それよか効いてきたんじゃねぇの?」

「分かんないけど…なんか身体が…熱いんだ。」

ビンゴ!
ニヤ付く頬を堪えながら智を抱き上げベッドに向かい静かに降ろす。

その上に重なりキスして首筋に舌を這わせた。

「ん…ンぁ…ッ…」

「…智…どこがキモチイイ?」

ざっと見た感じ一番反応を示してたのは智のモノだろう。

珍しく張ってるソコに手を添え掌で緩く撫でてやる。

「あ…あぁッ!」

ビクビクと腰を震わせ背を反らす。

「すげぇ感度いいな…智もしかしてもうイきそうじゃねぇか?」

潤んだ瞳と目が合い…それを確信した。

そのまま前を開き軽く扱いてやっただけで…智はあっけなくイッてしまった。


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あきゅろす。
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