K I R I B A N






僕の生涯で初めてヤる目的で男の身体に触れた。


昼休み終了のチャイムと同時に…組み敷いた飛鳥のブレザーを開きシャツのボタンを外してネクタイを解く。
その下から現れたのは…滑らかな肌とほんのり色付いた胸の突起。

正直、男相手に自分がその気になるのか自信はなかった。

…けど。

「飛鳥…オマエのこれ、可愛いよ。」

親指の腹で突起を弄りながら耳元に唇を寄せる…と、それだけで飛鳥は鼻にかかった甘ったるい声を零した。

「…クン…ち…ゃん…」

熱に浮かされてるかのように何度も僕の名前を呼び聞いた事ない程エロっぽい声を発する。

愛しい飛鳥のその姿を見てるだけで…心配していた僕のコーフン度数は無事に急上昇し始めた。

「あ…ン、だめ…ッ!」

下半身に伸ばした手を止められたので、その手を押さえ付けズボンの前を全開にさせて中に手を差し入れた。

「あぁ…ッ!」

ビクンと震える身体に舌を這わせて可愛いモノを擦る。

小さいけどちゃんと主張している姿が…まるで飛鳥本人みたいで。

「可愛いよ…飛鳥。」

「あぁ…ンッ!」

ヤった事はないが一応僕もそれなりに…男同士のセックスは知っているつもり。
可愛い飛鳥から溢れ出た雫をぬぐい後ろに這わせる。

「あッ…や…だ…」

恥ずかしいのか飛鳥は両掌で顔を隠して小さく抵抗を示した。

「や、なのか?」

そう聞きながら入口を潤し丹念にほぐしてやる。

「ん?飛鳥…?」

顔を覆ったままの手の甲に唇を寄せると…真っ赤な顔を覗かせて飛鳥が微かに首を振った。

「飛鳥…好きだよ。」

唇を重ねるのと同時に…入口を撫でていた指をナカへと押し挿れた。

「…ッ!?」

ビクッと震える身体を押さえ付け深い口付けを交わしながらまさぐり…いわゆる"イイトコ"を…。

「…ンうッ!」

…探し当てた。
狭いナカでなんとか指を動かしつつそこを狙って弄れば、急な挿入に萎えていた飛鳥のが復活して…そして。

「…ンッ…んんっ!うー…ッ!」

僕の手の中で…果てた。





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