K I R I B A N





繋いだ手をベッドに押し付け熱い楓のナカを何度も突き上げる。

「あッ!ンあ…あぁッ…」

キツく閉じたまぶたに唇を寄せ更に深くまでを味わい…天井を擦る。

「ふぁッ!ぁ…さこ…!」

俺の動きに合わせて揺らす腰を押さえ付けその快楽のままにスライドを続けて…。

「ンッ!さこッ…あッ!あぁ…イ、クぅ…!」

言うのと同時に楓が熱いネツを吐きだし…その直後の締め付けに負けて俺もそのナカで限界に達した。
伸縮するナカで脈打ち、最後の一滴までをも注ぎ込んで…そのエロ可愛い顔を見つめる。

「…楓…」

「ん…さこ…」

見つめ合い…どちらからともなく唇を重ねて笑い合って。

「大丈夫か…?」

歯止めが利かなくてつい乱暴にしてしまった気がする。
そんな俺を見上げ…楓が恥ずかしそうに笑って。

「平気…だよ?」

俺の胸に寄り添う楓が愛しくて…ギュッと抱き締めた。

「…今日の楓、すげぇエロっぽかった。」

「佐古は…ちょっと強引だった?」

「…それもこれも…あのラム酒増量チョコのせいだな。」

苦い顔をした俺を見上げて楓がクスクスと笑う。
それでも…いつもより熱いセックスだったのは真実だったから。

「…感謝すべき…なのかな?」

「ん?」

「いや、なんでもない。」

結果オーライ、って事だよな?
俺サマにハメられた気がして悔しいが…ま、仕方ねぇか。
腕の中の楓をベッドに押し倒し首筋にキスをして…。

「さこっ!?」

「まだまだ時間はあるからさ?もう一回戦、しようぜ。」

そう言った俺を笑って見上げる楓が可愛くて…強く抱き締め、またキスをした。






―次の日―

楓に乗っかられた柊は苦笑いをして俺サマは相変わらず久遠のケツばかり触っていて。

当の本人はその記憶がないらしくキョトンとしていた。

俺は…

俺のいないところで楓に酒は飲ませないと心に誓った。









‐END‐


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あきゅろす。
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