K I R I B A N
F
暖かい拓真の胸に顔を埋め…心地良い疲れに浸ってた。
「…なぁ?」
まぶたにキスされゆっくり目を開ける。
「…プレゼント…買おうか?」
額に拓真の唇が触れた。
「前渡ししても…お前の事だから当日にまた何か買おうとすんだろ?」
「…良く分かったね?」
俺の髪を撫でながら優しい顔して。
「どっかに鍵と錠のペアネックレスあるよな?」
「ん…どっかで見たような気がする。」
「ソレ、買おうぜ?」
ニヤッと笑い身体を密着させてきて…俺の太股にあたる拓真のはいつの間にか堅くなってた。
「お前のを俺が買うから…俺のお前が買って?」
寄せられた唇が首筋に触れ強く吸い上げる。
「そ…れでいいの?」
「あぁ。お前が錠で俺のは鍵、な?」
いやらしい顔して見下ろす拓真にドキドキする。
「なんか…やらしい。」
「そうか?」
横たえられた上にまた拓真がのしかかってきた。
「お前は俺のモンだから…鍵かけとかねぇと。」
そして…さっき散々繋がったソコに拓真の鍵が挿し入れられる。
「お前が…俺から離れられないように…な。」
キツく抱き締め合いヒトツになる。
俺達は…二人でヒトツ。
離れる事は…ないよね?
何度も揺さぶられながら…愛する拓真にキツくしがみ着いた。
―END―
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