K I R I B A N
D
「あッ…祐!ズルい…!」
頬を赤くする弘樹のモノを擦りながら胸の突起を咥える。
愛撫に集中してないと…我慢の足りない俺はスグにイッちゃうからね。
突起を舌で弄り回すと、触れてない方までが感じて堅くなる。
モチロン手の下の弘樹のも、そう。
「…んん…ッ!」
俺のを擦る手がおろそかになり始めて…今のトコ弘樹の方が俺より感じてる?
「弘樹…俺を先にイかすんじゃないの?」
閉じられてた瞳がパッと開き、俺のを扱く手にスピードが戻る。
ヤバい…
言わなきゃ良かった。
「…ね…俺のを入れないで平気なの?」
耳たぶを噛み寄せた唇からそう告げると…濡れた瞳が俺を見て。
「他を探すから…心配いらないよ。」
はぁ!?
クスクス笑う顔を見ると冗談だって分かるけど…今日のアイツとの姿を思い出したら、物凄くイヤで気が焦る。
弘樹のシャツを身体からはがし…ズボンも下着ごと下ろし裸にした。
「祐…?」
「ヤなんだよ!」
ビックリした顔する弘樹を見下ろして、頬にキスした。
「俺以外のヤツが弘樹に触るなんて絶対ヤだ!」
…だだっ子か俺は…。
そう思ったのは俺だけじゃないみたいで…。
プッと吹き出した弘樹が俺を優しく見上げ、頬を赤くして…笑った。
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