K I R I B A N
F
ほんのり汗ばむ肌に唇を落とし舌を這わせた。

「ん…たく…。」

俺の名を呼ぶ唇に唇を重ね…ゆっくりと腰をスライドさせる。

十分に濡れた智のナカは身震いする程に…キモチイイ。

今し方イッたばかりなのに…俺の愛しい恋人は柔らかなその唇から再び掠れた声を洩らし始める。

「…ッ…ん…」

「もう感じてんの…?」

細い首筋にキスして…触れたソコをキツく吸い上げ、赤い痕を付ける。

今まで幾度となく繰り返してきた行為。
白い肌に痕が付く度コーフンする。

「こんなの付けなくても…お前は俺のもんだけどな。」

背中に回された智の腕に少しだけ力がこもり…。

「たく…俺…は…たくの…だから…」

しおらしい事を言う唇を塞ぎ熱いナカを何度も突き上げた。

「は…ッ!ぁ…たくッ!た…くッ…!」

甘く掠れた声が耳元で俺の名を呼ぶ。

「とも…愛してる。」

「んッ!…ぁ…ッ!お…れ…も…!」

キュッと締まるナカに追い詰められ限界が近くなってく。
見下ろす智も一層淫らに喘ぎ始めて…。

「…あ…ッ!…ィくッ!」
「ッ…とも…!」

俺達は同時に限界に達した。

熱い智のナカに注ぎ込みながら…指を絡め合い口付けを交わす。

「愛してる…」の言葉とともに。


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