K I R I B A N
C
「身体、冷えないように俺のコート着てて。」
祐一郎が着てた学校指定のコートを着させられたのに…
それを腰の上までまくってズボンを膝下まで下ろしたら…全然意味がないと思うけど。
なんて思う間もなく…
壁に手を付いて腰を突き出してる後ろから…ゆうの熱いのが入ってきた。
「あ…ぁッ!」
「…キツ…」
初めての体勢に戸惑いながらも、いつもより深くまで入ってくるゆうのに恥ずかしい程身体が反応する。
「ひろ…スゲ溢れてる…」
「ンぁ…!触るな…ぁ!」
僕のナカを何度も突き上げながら、感じて勃ち上がってるアレを根元から指先でツッ…と撫で上げる。
そのいやらしい触り方にまた震えた。
「キモチ…イイ?」
背後から覆い被さるようにした祐一郎に耳たぶを軽く噛まれて…
「はぁ…ン!」
なんて…甘ったるい声を上げてしまった。
「そんなエロ声出すなよ…イッちゃうだろ?」
背中から聞こえる声に唇を噛む。
そう言う自分だってさ…いつもよりエロっぽい声でいやらしく囁いてさ?
僕の方がイッちゃうっての!
「んぁ…ッ…ゆう…!」
ツラい体勢で振り返れば…滲む視界の中の僕の恋人は僕の言いたい事が通じたみたいにフッ…と笑って。
「一緒に…イこう?」
途端に速くなる祐一郎の動きに堪らず声を上げて…。
「ゆぅ…あぁ…ッ!」
「ひろ…ッ!」
お互い呼び合いながら…同時に限界を迎えた。
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