K I R I B A N
E
「あ…ッ!やッ!祐ッ!」

淫らな行為に没頭する俺に耐えきれず弘樹が声を上げる。

扱く弘樹のが震え、俺の手の中で限界に達した。
同時にキュッと締められたナカに耐えられずに…俺も弘樹のナカへ限界を注いだ。

ビクビクと脈打ちながら出す快感に震える。

「…バカ…祐…一郎。」

ぐったりしてる弘樹を抱き上げ腕に収める。

「…弘樹…スゲー良かったよ。」

俺を見上げる弘樹の視線がやんわりと緩んで…唇を重ねた。

「あの衣装…スゲー色っぽかったし。」

「…ヘンタイ。」

頬を膨らます顔が可愛くてギュッと抱き締めた。

「でもさ…弘樹の巫女さんはヤバいよな?」

「…何が?」

ふと思い出して。

「巫女さんって…若い娘で処女しかなれないんだろ?」

「…まぁね。」

「弘樹はさ…男だし処女じゃないしさ?」

なんて…。
二人で見つめあって笑い合った。

「祐一郎…そろそろ帰ろう?」

腕を解くと気怠そうに立ち上がった弘樹が服の乱れを直した。

俺は座ったまま散乱した座布団やらを戻して…もう一度弘樹を抱き締める。

「神聖な場所でヤッちゃってさ…バチあたんないかな?」

意味深に笑った弘樹が俺の唇にキスして…手を繋いで外に出た。


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