K I R I B A N
B
ベッドの端に腰掛け、横に立ってる祐一郎のツナギに手を入れて…下着の中から熱いのを引き出した。
軽く握り根元から舐め上げて…ゆっくりと口に含む。

「…っ…積極的。そんなに欲しいの?」

僕の髪を撫でるゆうの声にただ頷く。
口の中のが熱く堅くなる度に僕の身体も同じような反応を示すんだ。

「ひろ…キモチイイ…。」

チラと見上げれば…
薄く開いたまぶたから覗くゆうの瞳と目が合う。
緩く笑う顔を見ながら唇のスライドを速くした。

「…ひろ…!」

頬に触れたゆうの掌が僕を引きはがす。

その手が髪を撫で指先が…濡れた唇をなぞった。

「そんなにシたら…イッちゃうだろ?」

目の前にしゃがんだゆうが僕のパーカーの裾から中に手を忍ばせる。

「…ぁ…イッちゃえば…良かったの、に?」

熱い指が胸の突起を摘み捏ね始め…その先端に爪が立てられ身体が跳ね上がった。

「ひろの口は汚したくないの。」

「…ナカなら…いいの?」

着てるパーカーが引き上げられ手首の辺りで丸められて…ベッドに押し倒された。

「ちょっ…ゆう!?」
「うるさい。」

唇が塞がれスウェットがヒザ下まで下ろされて…慌てて抵抗する。

ガッチリ押さえられてる身体はビクともしない。
それどころか下着の上から僕のの愛撫を始めた。

「や…ちょ、っと…ゆう…!」

「スゲ…もう濡れちゃってんね、ひろ?」

下着越しに握られ溢れ出すのが分かる。
いつもより乱暴に扱われて感じちゃうなんて…。
恥ずかしくて唇を噛み締めた。

「ひろ…可愛いよ。」

近付いてくるイジワルなゆうの顔を見ながら…瞳を閉じた。


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